プロパティプラス「Branche（ブランシェ）桜山Ⅲ」の現地物件レポート

Branche（ブランシェ）桜山Ⅲの物件情報

（建物に関する情報）

Branche（ブランシェ）桜山Ⅲの立地　★★☆

名古屋市昭和区は高級住宅街のイメージもあり、多くの学校がある文教地区として知られています。
学区が良いので、教育熱心な子育て世帯の住みたい区の上位に入っています。

名古屋市において、学区が良い地域の土地の価値は落ちにくい傾向があります。
学校や病院が多いため、今回の物件のような1Kや1LDKの賃貸需要も多いと思われます。

最寄り駅は名古屋市営地下鉄桜通線の桜山駅です。
名古屋の地下鉄の主要な線は、名古屋～栄を結ぶ東山線、栄・矢場町の繁華街を中心とした環状線の名城線の2つです。

今回は桜通線ということで★2つにしましたが三ツ星に近い二つです。
桜通線は名古屋市の地下鉄の中では一番深い所を通っており、改札までたどり着くのに時間がかかるデメリットがあります。

桜山駅改札内にローソンがありました。通勤・通学の際には便利ですね。

桜山駅から繁華街である名古屋駅、久屋大通駅（栄の隣駅）へは直通で行けることは大きなメリットです。

Branche（ブランシェ）桜山Ⅲの周辺環境　★★★

桜山駅周辺は古い商店街の趣を残しつつ、高級感や上品さもあり、近くには文教地区らしく名古屋市立大学、向陽高校、桜山中学と有名学校が立ち並んでいます。名古屋市立大学病院や郵便局、商店街が駅前にあり、賑わいも感じられます。

土曜日の14時から調査しましたが、大通りから一歩入ると閑静な住宅街で、とても静かな住環境の印象を受けました。

桜山駅の物件からの最寄り出口です。
今話題のセカンドストリートがオープン予定でした。
商店街の適度な賑わいと落ち着きのバランスが良かったです。

名古屋市立病院、大きな病院がすぐ近くにあると安心ですね。
隣には名古屋市立大学があります。

老舗のお店と新しいお店があり、色々と楽しめる商店街です。

名古屋グランパスのホームスタジアムのパロマ瑞穂スタジアム（改装中）が近いため、グランパスを応援する旗もありました。

地上に出てすぐのおにぎり屋さんと焼鳥屋さんには行列もできていました。
スーパーも近く、買い物には苦労しないと思いますが、コンビニは少し遠い印象もあります。

嫌悪施設は駅前にパチンコ屋が1件ありましたが、物件周辺は第一種住居地域でこういった施設が建つことはありません。
物件周辺の雰囲気はとても良い印象でした。

Branche（ブランシェ）桜山Ⅲの建物評価　★★★

建物の外観はデザイン性が高く、高級感もあり素晴らしいです。
コンクリートとグレーのファサード材の使い方がとても上手いと思いました。
アプローチのレンガと駐車場のグリーンも素敵でした。
さすが実績がある飯田グループの建物です。

接道状況は北側6ｍ公道で、周辺道路も広く緊急車両も問題なく入れます。
ごみの散乱や放置自転車などもなく、もちろん敷地内には立ち入っていませんが、管理状況も良好だと伺えました。

徒歩1分ほどで桜山中学です。桜山学区は教育レベルも高く評判の良い学区です。

建物周辺は分譲住宅とマンション、賃貸マンションが立ち並んでいますが、とても静かで住みやすい印象を受けました。
高級住宅街の雰囲気もあり、周辺駐車場は高級車が多かったです。

周辺相場と賃貸情報

桜山駅周辺の家賃相場は1Kで5.5万～7万前後、1LDKで6.5万～8.5万前後です。

現在Branche桜山Ⅲは仲介サイトで見る限りは、ワンルームの部屋が2件、6.2万～6.3万の家賃で募集されています。

１LDKの募集は確認できず、満室と推測されます。
周辺物件と比べても、この建物の良さからすると割安感もあると感じました。

Branche（ブランシェ）桜山Ⅲの総合評価　★★★

立地の地下鉄線で若干のマイナスでしたが、周辺環境、建物評価と合わせると、満点の三ツ星と評価します。

昭和区という閑静で高級な雰囲気のある場所で、おしゃれな生活が楽しめそうです。
近隣の学生や会社員だったら、ぜひ住んでみたい物件だと感じました。

まとめ

不動産クラウドファンディングはインターネットを通じて気軽に投資できるメリットの半面、現物の不動産投資とは違い、事業者の開示した情報や画像のみで投資判断することになります。

実際の建物を見ることなく投資するため、事業者の信頼性が重要です。

今回現地物件レポートで感じたことは、やはり不動産は第一印象が重要だと言うことです。

画像だけでは感じ取れない建物の良さを見ることができました。 家賃収入が分配になるファンドであれば、自分が住んでみたいかどうかも投資判断のひとつになると思います。

プロパティプラスの親会社は飯田グループホールディングスで、不動産に関して充分な実績があり信頼できる事業者です。

優先劣後出資や、マスターリース契約など投資家のリスクを軽減する仕組みの採用もあります。

Branche桜山Ⅲのファンドは部屋を分割してファンド組成しているため、今後もこの物件のファンドが募集されると予想されます。

私は今回、現地調査をしてみて、今後Branche桜山Ⅲファンドは増額して投資しようと判断しました。