不動産クラウドファンディングに投資するまでの手順
不動産クラウドファンディングに投資するまでの手順は事業者によって若干異なりますが、大まかな手順を紹介します。
目次
事前に準備すると登録がスムーズ
各サービスにより登録の流れは若干異なりますが、用意しておくものは大体一緒なので、事前に用意しておくと登録がスムーズです。
- 本人確認書類(免許証や保険証など)
- マイナンバーカード(表とウラ)
- 現住所を確認できるもの(水道、電気など公共サービスの領収書など)
- メールアドレスとパスワード
上記の画像を、投資家登録するパソコンやスマートフォンに保存しておきましょう。
都度、用意するのは大変なので、どの事業者に投資家登録をするのか?を決めてから、いっぺんに登録すると登録作業がややラクになります。
年収や金融資産を登録
投資家登録をする際に、下記の内容も登録します。
- 年収
- 金融資産
- 投資歴
なにか証明書を出すわけじゃないですが、投資家登録の審査に利用されるようです。
投資家登録をしよう!
1. アカウント登録
不動産クラウドファンディング事業者のホームページから、メールアドレスを登録しアカウントを作成します。
事業者よりメールが届きますので、そのメール内容に沿って次の登録へすすみます。
2. 投資家登録
個人情報や入出金で利用する銀行口座などを入力し、投資家登録をします。
郵送による本人確認(書類のやり取り)と、スマホなどによる本人確認がありますが、スマホ経由の方が早く本人確認が完了します。
- 身分証明書(運転免許証や保険証など)、マイナンバーの画像登録が必要
- 事業者によってはスマートフォンで本人確認が行われ、すぐに投資家登録
- 事業者での審査が終わると、本人確認の書類が送付されてくる
- 本人受取限定郵便の場合が多く、配達員の方に身分証明書を提示し本人のみが受取り可能
- 記載されているナンバーや仮パスワードを入力して投資家登録が完了
この段階で投資申し込みが可能となります。
3. 入金
事業者によって事前入金(デポジット制)と投資確定後の入金があります。
事業者の指定する銀行口座に振込みで入金します。
入出金には手数料がかかる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
振込先の口座番号などはしっかりと確認しましょう。違う口座に振り込んでしまうと、事業者と銀行に連絡し「組み戻し」の手続きが必要となります。
償還(返済)
ファンドに応じて分配金(配当金)と出資金が償還(返済)されます。
運用中 | 分配金(配当金) |
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運用終了後 | 分配金(配当金)および出資金の払い戻し |
分配金は雑所得となり、源泉徴収税20.42%(所得税+復興特別所得税)を控除した金額となります。
不動産クラウドファンディングに投資しよう!
分散投資、リスク管理を意識しながら不動産クラウドファンディングに投資していきましょう。
ファンドの内容をよく理解したうえで、投資申し込みします。
投資対象物件の情報、募集開始日時、想定利回り、運用期間、募集金額、分配金の支払い日、ファンドの仕組み、運用時のリスクなどを充分に確認し、投資判断を行ってください。
不明な点がある場合、募集開始まで時間があれば事業者に問い合わせることもできます。
不明な点や理解できない点、疑問点がある場合には、それをクリアにできた時点で投資申し込みしたほうが良いと思います。
事業者やファンドによっては、投資したい人が多く数秒で完売することもあります。
1万円から投資できるファンドもありますので、最初は小額から始めることをお勧めします。
投資後は運用状況を確認する
不動産クラウドファンディングは投資後の管理は必要ありません。
基本的には分配日や運用終了後の償還日まで待つだけです。
事業者によってはファンドの月次報告書がメールで送られてきますので、ファンドの運用状況を確認してください。