ＧＡＬＡ ＦＵＮＤＩＮＧ #１０（新宿）のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「ＧＡＬＡ ＦＵＮＤＩＮＧ #１０（新宿）」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.0％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2023年8月23日に募集を開始した「ＧＡＬＡ ＦＵＮＤＩＮＧ #１０（新宿）」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り3.0％はGALA FUNDINGで過去一番低い利回り

GALA FUNDINGは今回の募集で、サービス開始以来、10本目のファンドです。

過去のファンドは3.5％~5.0％の想定利回りで、運用期間は固定の6か月間となっています。

不動産クラウドファンディングは、運用期間があらかじめ決まっていることで資金計画が容易になるメリットがあります。

想定利回りが下がり気味なのは残念ですが、ファンド内容と事業者としてのGALA FUNDINGの信頼性から、今回の想定利回り3.0％でも充分に投資する価値のあるファンドと評価します。

劣後出資割合30％は、投資家のリスクを充分に低減できる

GALA FUNDINGは投資家のリスクを低減する仕組みである「優先劣後方式」を取り入れています。

今回のファンドも劣後出資割合が30％あります。

最近の劣後出資割合は5％～10％前後の事業者が多い中、30％の劣後出資は安全性が高いと評価できます。

今回のファンドは、6か月の短期間運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクは限定的と考えることができます。

東京都港区の高級マンションで短期間に30％もの不動産価値が下がるという事態が起こることは、現状の市場の中では極めて低い確率と考えられます。

家賃収入のみ分配原資となる「インカムゲイン型ファンド」は低リスク

予定分配率 年利3.0％の内訳は、キャピタルゲイン 0％、インカムゲイン 100％となっています。

つまり賃料収入のみが分配原資になり将来の売却予定を想定していないため、不動産価格変動の影響を受けにくく、投資家のリスクは低いと評価します。

また自社の所有物件のため、管理履歴も把握しており、問題が起こった際も早急に対応ができる利点もあります。

私はインカムゲイン型ファンドはキャピタルゲイン想定のファンドよりリスクが低いと考えており、確実性が高く、スキームも簡単で分かりやすいため、不動産クラウドファンディング投資初心者にもお勧めです。

投資対象は、新宿区北新宿の築10年、30.31㎡の２K

ＧＡＬＡ ＦＵＮＤＩＮＧ １０（新宿）は、東京都新宿区北新宿に位置するマンション（総戸数130戸）の1室が投資対象となっています。

GALA FUNDINGは、自社が所有する都内の高級物件に特化したファンド組成が特徴です。

FJネクスト社が開発・運営する「ガーラマンションシリーズ」は、ブランディング戦略やグループ一体となったきめ細かい管理サポートで、高い入居率を実現しています。