信長ファンド12号、13号「KSグリーンホームズ」の現地物件レポート
信長ファンディングで募集している「KSグリーンホームズ」のファンド物件現地レポートです。
- 立地
- 周辺環境
- 建物評価
最高点が★★★(三ツ星です)

KSグリーンホームズの物件情報
(物件概要)
物件名 | KSグリーンホームズ [第1期] |
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所在地 | 愛知県名古屋市中川区中郷一丁目228番地、224番地 |
交通(最寄り駅) | 名古屋市営地下鉄東山線「高畑」駅より徒歩10分 |
(土地に関する情報)
地目 | 宅地 |
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面積 | 1,070.16㎡ |
権利 | 所有権 |
(建物に関する情報)
構造 | 鉄筋コンクリート造ルーフィング葺5階建 |
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床面積 | 1,332.16㎡ |
築年月 | 1991年8月 |
(法令に関する情報)
用途地域 | 第1種住居地域、第2種住居地域 |
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建ぺい率 | 60% |
容積率 | 200% |
KSグリーンホームズの立地 ★★☆
物件は、名古屋市営地下鉄東山線「高畑」駅より徒歩10分に位置します。
名古屋市の地下鉄は、東山線、名城線、鶴舞線、桜通線、上飯田線がありますが、主要路線は東山線と名城線です。
この物件の最寄り駅は東山線の終点である「高畑」駅です。
東山線の最大のメリットは、名古屋の主要駅の「名古屋」「伏見」「栄」駅に乗り換えなしでアクセスできる点です。
高畑~名古屋は12分、高畑~栄は17分です。
また市バスの路線も多く、名古屋市内の主要地域へアクセスしやすい立地だと思います。
物件の所在区の中川区は名古屋市の西部に位置し、どちらかと言うと下町の印象で、庶民的なイメージが強い区です。
都市へのアクセスが良いため、ベットタウンとして成長している地域です。
この物件の近くには、織田信長に仕えた前田利家の生まれ故郷もあります。
利便性は高いですが、「高畑」駅から徒歩10分、実際に歩いた感じは少し遠い印象もありましたので、星2つの評価です。
最寄駅の高畑駅
KSグリーンホームズの周辺環境 ★★☆
高畑駅から物件までは大通りを通りますが、この大通りにはコンビニ、銀行、飲食店など多くの施設があり、生活には困らないと思います。
わき道に入ると住宅街で特に何もありませんが、見通しの良い広い道に接道しており、その角地で目の前は公園と良いロケーションだと感じました。


ちなみに斜め向かい側には、信長ファンディングの運営会社であるウッドフレンズの建売住宅が販売されていました。


敷地面積65.69㎡~71.27㎡、3LDK~4LDKで分譲価格は3590万円~3790万円でした。
ウッドフレンズは名古屋ではよく聞く地場不動産会社で、東証スタンダード市場に上場する企業です。
周辺は古くからある住宅やマンションと、新しい建物や建設中の建物が混在し、住宅地として需要がある街だと感じました。
高級住宅街ではないですが、都心へのアクセスが良好な点と価格的なバランスが良い地域だと思います。
高畑駅周辺には多くの飲食店やコンビニ、スーパーなどがあり、便利な地域です。
また、中川区役所や大きな病院もあり、利便性の高い土地だと感じました。
中川区役所
周辺環境は2つ星です。
KSグリーンホームズの建物評価 ★☆☆
KSグリーンホームズは、RC造り5階建て、総戸数19戸、築年月は1991年8月、築31年の建物です。




31年前の建物なので、築浅の物件に比べると古さは否めませんが、見た感じ老朽化しているわけではなく、管理状態も良好に映り、むしろ綺麗な建物だと感じました。
65㎡、3LDKで家賃6.8万円~7.6万円はコストパフォーマンスが高く、空室も少なく人気がある物件と言えます。
東京都内の高級住宅街に建つ新築の高級レジデンスとは雰囲気はもちろん違いますが、生活に根付いた住居を提供していることも社会に役立つことだと思います。特に投資として考えた場合、空室が少ない物件は優良物件です。
建物評価自体は1つ星ですが、存在価値のある建物だと感じました。
KSグリーンホームズの総合評価 ★★☆
多少建物の古さは感じますが、それを上回る利便性と周辺環境の充実があり、広さを考えてもコストパフォーマンスに優れた物件だと感じました。
投資の面から考えた際、東京都内の高級なキラキラした物件のファンドが良くて、地方のそれなりの物件が悪いわけではありません。
今回の物件は実際に建物を見て、空室リスクは低いと感じることができました。
物件の総合評価は2つ星です。
信長ファンディングは地域特化型事業者
信長ファンディングは東海地方の物件に特化しており、東京近郊の物件が多い不動産クラウドファンディングにおいて、「地域の分散」投資になり得ます。
優先劣後出資割合も高く、投資家のリスクを軽減しています。
劣後出資の比率は高ければ高いほど投資家は安全です。
ファンドの対象物件の不動産価格が設定した割合より下落しなければ、投資家の元本が守られます。
地域特化型ファンドという独自の強みを持つ事業者で、投資を検討すべき事業者のひとつだと考えます。