Rimple's selection #61のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「Rimple's selection #61」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：2.6％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2023年6月23日に募集を開始した「Rimple's selection #61」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り2.6％はRimpleで過去最低の利回り

最近のRimpleの想定利回りは2.7％~3.0％（キャンペーン除く）でしたが、#58は3.8%と比較的高利回りなファンドもありました。

しかし今回の#61は#60と同じく、目安の3.0％を下回る過去最低利回りの2.6％になりました。

運用期間はRimpleでは固定の6か月の短期間運用で、リスクは限定的と考えます。

投資全般に言えることですが、投資期間が長くなると予期せぬ出来事が起こる(リスク)確率も高まります。

不動産クラウドファンディングは、運用期間があらかじめ決まっていることで資金計画が容易になるメリットがあります。

投資においてリスクとリターンは常にトレードオフです。

利回りが比較的低いファンドは、その分安全性が高いと考えることもできます。

ファンド内容と事業者としてのRimpleの信頼性から、想定利回り2.6％と他事業者より低めの利回りでも充分投資する価値のあるファンドだと評価します。

6か月間の短期間運用でリスクは限定的

Rimpleは投資家が安心して投資できるように「優先劣後方式」を取り入れています。

今回のファンドも劣後出資割合30％です。

最近の劣後出資割合は5％～10％前後の事業者が多い中、Rimpleは今回も30％を維持しています。

このファンドは6か月の短期間運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクは限定的と言えます。

東京都内のマンションで短期間に30%不動産価値が下がる事態が起こることは、現状の市場の中では極めて低い確率と考えられます。

将来的な売却をせず、家賃収入のみが分配原資となる「インカムゲイン型ファンド」で安全性は高い

予定分配率 年利2.6％の内訳は、キャピタルゲイン 0％、インカムゲイン 100％となっています。

つまり賃料収入のみが分配原資になり、将来の売却予定を想定しておらず不動産価格変動の影響を受けにくいメリットがあります。

私はインカムゲイン型ファンドはキャピタルゲイン想定のファンドよりリスクが低いと考えており、確実性が高くスキームも簡単で分かりやすいため、不動産クラウドファンディング投資初心者にもお勧めです。

また今回は都内2物件の「複合ファンド」で、万が一の災害リスク分散効果も期待できます。

投資は不確実な事が付き物ですが、この不確実性な事柄を少しでも無くすことにより、投資の成功率は上がると考えています。

都内2物件の「複合ファンド」で分散投資効果あり

今回のRimple's Selection #61は、「クレイシア秋葉原」2戸、「クレイシア巣鴨駅前」1戸を１つのファンドとした「複合ファンド」です。

この2物件は新築ではないですが、それぞれが高い資産価値を持つ物件です。