レム六本木ビル：第１０回ローンファンドのファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「レム六本木ビル：第１０回ローンファンド」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.3％ 、 予定運用期間：11か月

調達実績

2022年1月26日に募集を開始した「レム六本木ビル：第１０回ローンファンド」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

3.4％は平均的な利回り

bitREALTYの過去の募集ファンドの利回りは2.0％～3.6％、直近の募集ファンドは3.5％前後であり、3.3％は平均的な利回りと言えます。

運用期間は中期間

この期間にコロナウイルスの状況が読めないため、ホテルへの影響がどの程度あるのかも予測できません。
コロナの状況がコントロールできない以上、リスクは高いと言えます。

立地は良好

六本木駅徒歩1分という都内屈指のロケーションに建つホテル及び商業ビル「レム六本木ビル」を対象とする不動産担保ローン債権へ投資するファンドです。

コロナウイルス感染拡大後の期間を含めて、直近の2021年12月末時点までの借入人（合同会社RRB）からの利息の支払いは正常に行われているそうです。

物件に関しては好物件と言えます。
コロナがなければぜひ投資したいファンドです。

ジュニアローンでLTV84.6％と不安点あり

今回のファンド内容で注意する点は、ジュニアローンのファンドということです。

つまりジュニアローンはシニアローンとメザニンローンに劣後する借入れとなります。

今回のファンドでは、万が一デフォルトが起こった場合、シニアレンダーの大手金融機関から回収資金が支払われ、次にメザニンレンダーの金融機関、その後ジュニアレンダーである投資家に回収できた資金が支払われる仕組みとなり、これを理解したうえで投資を行う必要があります。

このジュニアローンのLTV（当初融資総額対比）は84.6％
LTV80％以上でリスクは低くないと言えます。