信長ファンド18号のファンド分析
信長ファンディングで募集している信長ファンド18号のファンド分析です。
総合評価は★★☆
(星2つ)
対象物件の立地と内容はそれなり、投資条件は良好。
評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。
目次
信長ファンド18号のファンド概要
投資対象物件 | 隅除マンション |
---|---|
地域 | 愛知県 |
予定利回り | 5.0% |
予定運用期間 | 11か月 (中期間) |
募集額 | 1,400万円 |
運用期間 | 2023年2月1日~ 2023年12月31日 |
分配日 | 2024年1月25日頃を予定しております。 ※上記の想定分配日はあくまで想定であり、確定したものではございません。 |
ファンドの申込期間と募集方式
申込期間 | 1月6日 12:30 ~1月12日 17:00 |
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募集方式 | 抽選方式 |
入金タイミング | 投資確定後 |
最低投資金額 | 100,000円 (10,000円 × 10口) |
申込可能上限金額 | 1,000,000円 |
分配金シミュレーター
投資額を入力すると、「信長ファンド18号」の分配金のシミュレーション結果を表示します。
予定利回り:5.0% 、 予定運用期間:11か月
投資額 | 円 |
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分配金(税引前) | 円 |
分配金(税引後) | 円 |
調達実績
2023年1月6日に募集を開始した「信長ファンド18号」のファンドの調達実績です。
調達金額 | 14,000,000円 |
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最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。
信長ファンド18号のファンド評価
利回り | ★★★ | 想定利回り5.0%は魅力的な利回り |
---|---|---|
運用期間 | ★★☆ | 中期間に分類される11か月間の運用でリスクは低い |
プロジェクト 内容 |
★★★ | 自社物件、劣後割合30%、インカム型でリスクは限定的 |
物件立地 | ★☆☆ | 名古屋鉄道瀬戸線 喜多山駅まで徒歩5分 |
物件内容 | ★☆☆ | 名古屋市郊外、守山区の築31年ファミリー用マンション |
総合評価 | ★★☆ | 対象物件の立地と内容はそれなり、投資条件は良好 |
想定利回り5.0%は魅力的な利回り
信長ファンド18号の利回り5.0%は、信長ファンディングのレジデンス案件としては平均的な利回りですが、他事業者と比べて高利回りで魅力があります。
今回の18号は、17号に続く隅除マンションの第2期募集です。
運用期間は中期間に分類される11か月です。
一般的には運用期間が長くなると、不確実な事が起こる確率が上がり、リスクは高くなります。
募集金額は1400万円と小規模な案件です。
今回も抽選方式の募集となります。
今後も同じ物件を対象にしたファンドが組成される可能性がありそうです。
インカムゲイン型ファンドでリスクは低め
信長ファンド18号は、賃料収入のみを分配原資とするインカムゲイン型ファンドです。
インカムゲイン型ファンドは将来的な売却を想定していないため、不動産価格の下落の影響を受けにくいメリットがあると考えます。
仮に不動産価格が下落したとしても、すぐに家賃に転嫁しない可能性が高いことがその理由です。
個人的意見ですが、不安定なマーケットが続くと不動産価格にも影響が出ることが考えられます。
このリスクを考慮した場合、キャピタルゲイン型よりも、インカムゲイン型のみのファンドに優位性があると思っています。
劣後出資割合は30%と高く、投資家のリスクを低減している
信長ファンディングの劣後出資割合はいまのところ30%を維持しています。
最近は劣後割合を5%から10%ほどに下げる事業者も多いですが、30%の劣後出資があることで投資家の分配金減少リスクを低減しています。
また投資家と事業者はセイムボートになるため、ファンドに投資することに対して安心感も生まれると感じています。
築31年と築古物件ではあるが、安定したインカムゲインを期待
対象物件の隅除マンションは、名古屋市の郊外の守山区に位置します。
名古屋鉄道瀬戸線 喜多山駅徒歩5分の立地です。
名鉄瀬戸線は、名古屋の中心的繁華街である栄と瀬戸市を結ぶ路線で、どちらかと言うとマイナーな路線です。
喜多山駅は栄駅から10駅で所要時間は18分と、名古屋市中心部への通勤は十分可能なエリアです。
対象物件は築31年と築古で若干の古さは否めないですが、インカムはそれなりに安定してそうです。
現在賃貸仲介サイトを調べると、3部屋の入居者募集があります。
将来的な売却から分配金が支払われるキャピタルゲイン想定のファンドであれば、立地と建物から見るとリスクは高いですが、今回はインカム型ファンドでその心配はありません。
信長ファンド18号の総合評価 ★★☆
先日、日銀の金融政策の変更からの金利上昇懸念により不動産株やREITが売られていますが、不動産クラウドファンディングにはすぐに影響はないと私は考えます。
しかし不動産価格の下落は想定されますので、キャピタルゲイン型には注意が必要で、
より事業者とファンド内容の選択が必要になってきます。
インカムゲイン型は、家賃収入がメインですので、仮に不動産価格が下落しても家賃にすぐに転嫁されないことがメリット言えます。
また運用期間が短めなファンドで回していくことも有効な投資手法だと思います。
信長ファンディングは、自社所有物件、劣後割合30%、得意地域に特化したファンドで派手さはないものの堅実で優良な事業者だと思います。
今回の対象物件も、好立地に建つ高級物件ではないものの、その地域にとって充分に需要がある物件だと思います。
また私が実際に信長ファンディングに投資してみて感じた良い点は、投資後に物件の状況報告が毎月あり安心と信頼ができる点が挙げられます。
私は信長ファンディングの信頼性から、今回も抽選に参加する予定です。
最近人気が高まり、抽選に当選しにくくなっている点は懸念材料です。
カブスルの一言
金利上昇の影響が心配されますが、かつさんどさんの分析では、不動産クラファンにすぐに影響はでないとのこと。また、カブスルは分配金目当て(インカムゲイン)で不動産クラファンに投資しているので、まぁ、大丈夫かなぁと。
信長ファンディングの魅力は、利回り。
今回、物件はやや地味系のようですが、狭い当選枠を狙って参加してみようと思います。
カブスルは、これまで2件のファンドに当選・運用しています。
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直近の募集ファンド
信長ファンディングの投資実績
トチクモ運営者2名+1名の、信長ファンディングでの投資実績です。 (償還実績はこちら)
ファンド名 | 予定 運用期間 |
ファンド 利回り |
投資額 | 投資家 |
---|---|---|---|---|
信長ファンド13号 | 11ヶ月 | 5.0% | 40万円 | |
信長ファンド15号 | 11ヶ月 | 5.0% | 20万円 | |
10万円 | ||||
信長ファンド17号 | 12ヶ月 | 5.0% | 10万円 | |
信長ファンド18号 | 11ヶ月 | 5.0% | 15万円 | |
信長ファンド21号 | 11ヶ月 | 5.0% | 40万円 | |
信長ファンド22号【償還】 | 10ヶ月 | 5.0% | 12万円 |
ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円。
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