TREC13号 国立マンションファンドのファンド分析
TREC FUNDINGで募集しているTREC13号 国立マンションファンドのファンド分析です。
総合評価は★★★
(星3つ)
TREC FUNDINGの償還実績の信頼性からすると高い利回り、投資家保護の仕組みも充実しており魅力的なファンド。
評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。
目次
TREC13号 国立マンションファンドのファンド概要
| 投資対象物件 | 東京都国立市の賃貸マンション一棟 |
|---|---|
| 地域 | 東京都 |
| 予定利回り | 6.0% 賃貸利益相当 3.8% 売却利益相当 2.2% |
| 予定運用期間 | 24か月 (長期間) |
| 募集額 | 1億9,200万円 |
| 運用期間 | 2026年2月27日~ 2028年2月26日 |
ファンドの申込期間と募集方式
| 申込期間 | 1月19日 12:00 ~2月6日 23:59 |
|---|---|
| 募集方式 | 抽選方式 |
| 入金タイミング | 投資確定後 |
| 最低投資金額 | 10,000円 (1口) |
分配金シミュレーター
投資額を入力すると、「TREC13号 国立マンションファンド」の分配金のシミュレーション結果を表示します。
予定利回り:6.0% 賃貸利益相当 3.8% 売却利益相当 2.2% 、 予定運用期間:24か月
| 投資額 | 円 |
|---|---|
| 分配金(税引前) | 円 |
| 分配金(税引後) | 円 |
調達実績
2026年1月19日に募集を開始した「TREC13号 国立マンションファンド」のファンドの調達実績です。
| 調達金額 | 192,000,000円 |
|---|
最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。
TREC13号 国立マンションファンドのファンド評価
| 利回り | ★★★ | 想定利回り6.0%はTREC FUNDINGでは高めの利回り |
|---|---|---|
| 運用期間 | ★★★ | 2年の運用期間で最適な売却タイミングを見極められる |
| プロジェクト 内容 |
★★★ | SPC型・優先劣後構造採用で投資家保護が充実 |
| 物件立地 | ★★☆ | JR中央線「国立」駅 徒歩13分、都心へのアクセスは良好 |
| 物件内容 | ★★☆ | 全30戸の1棟マンションで分散効果あり、高稼働率を維持 |
| 総合評価 | ★★★ | TREC FUNDINGの償還実績の信頼性からすると高い利回り、投資家保護の仕組みも充実しており魅力的なファンド |
TREC FUNDINGの特徴を紹介
TREC FUNDINGを運営するトーセイは、東証プライム上場企業であり、1950年の創設以来70年以上にわたって不動産事業を展開している実績があります。
上場企業としての社会的な信用力はもちろん、不動産クラファン事業者の中でもトップクラスの信頼性があると評価しています。
また、トーセイは総合型J-REITであるトーセイ・リート投資法人のスポンサーを務めています。
トーセイ・リート投資法人は、スポンサーであるトーセイの目利き力・リーシング力・再生力を活かし、築年数にとらわれず高い利回りが期待できる物件に投資する方針を掲げています。
多くの機関投資家から多額の資産運用を任されているという実績が、トーセイの信頼性を物語っています。
TREC FUNDINGの特徴として、分配金の内訳を「賃貸利益相当」と「売却利益相当」に分けて表示している点が挙げられます。
今回のファンドでは、予定分配率6.0%のうち、賃貸利益相当が3.8%、売却利益相当が2.2%と明示されており、投資家にとって分かりやすい利回り表記になっています。
想定利回り6.0%はTREC FUNDINGでは高めの利回り
今回の「TREC13号 国立マンションファンド」の想定利回り6.0%は、TREC FUNDINGのこれまでのファンド12本の平均利回り4.92%と比較しても高めの設定となっています。
この高い利回りを実現できている理由のひとつは、国内金融機関からの借入を活用したレバレッジ効果です。
レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉で、借入を活用することで自己資金以上の投資効果を得る手法のことです。
例えば、4億円の物件を購入する際に、全額を投資家からの出資で賄うのではなく、一部を金融機関からの借入で調達するとします。
物件から得られる賃料収入や売却益は4億円の物件全体から生み出されますが、投資家が出資するのは借入を除いた部分のみとなります。
そのため、物件の収益率が借入金利を上回っている限り、投資家の出資額に対するリターンの割合が高くなるのです。
ただし、借入を活用することでリターンが高まる一方、物件価値が下落した場合や収益が想定を下回った場合には、損失も拡大するリスクがあります。
今回のファンドでは優先劣後構造が採用されているため、このリスクは一定程度軽減されています。
SPC型採用と優先劣後構造で投資家保護が充実
今回のファンドで特に注目したいのは、投資家保護の仕組みが充実している点です。
まず、TREC FUNDINGではSPC型(特例事業者型)を採用しています。
これは、不動産特定共同事業における特例事業者であるSPCが運営主体となり、投資家と匿名組合契約を結ぶ仕組みです。
多くの不動産クラウドファンディングでは、運営会社自身が不動産を保有してファンドを運営しますが、TREC FUNDINGではSPCという別会社が不動産を保有する仕組みを採用しています。
SPC型を採用することで、投資対象不動産が不動産特定共同事業者の倒産リスクから守られます。
確率は極めて低いですが、万が一トーセイに何かあった場合でも、投資対象の不動産は別の器であるSPCに保有されているため、投資家の資産が保全される仕組みになっています。
これを「倒産隔離」と呼び、投資家にとっては大きな安心材料となります。
さらに、今回のファンドでは優先劣後構造も採用されています。
トーセイと名鉄都市開発が劣後出資を行うことで、優先出資者である投資家の元本の安全性を高めています。
今回のファンドの調達比率は、匿名組合出資が50.2%、借入が49.8%となっています。
匿名組合出資のうち、優先出資と劣後出資の割合は89:11であり、劣後出資割合は約11%です。
借入を含めた全体で見ると、劣後出資割合は約5.5%となります。
不動産運用による損失が発生した場合、その損失はまず劣後出資者であるトーセイと名鉄都市開発が負担します。
つまり、損失が劣後出資額の範囲内であれば、投資家の優先出資元本は毀損しません。
なお、2024年5月にトーセイと名古屋鉄道が発表した資本業務提携における不動産ファンドビジネス強化に向けた案件となっています。
今後も両社の不動産事業におけるノウハウと強みを活かしたファンド運営が期待できます。
1棟マンションの優位性と金利上昇の影響とは?
投資対象は、東京都国立市に位置する「Opus Grand 国立」という1棟マンションをファンド化しています。
物件はJR中央本線「国立」駅から徒歩13分の場所にあります。国立駅は立川駅と国分寺駅の間に位置しており、東京駅まで直通約47分、新宿駅まで約33分と、都心主要エリアへのアクセスが良好です。
国立駅エリアは、スーパーや病院など毎日の生活に必要な施設がひと通り揃い、暮らしに不便を感じにくい街です。
駅前にはショップや飲食店が適度に並び、買い物や外食も気軽に楽しめます。
一方で、少し歩けば文教地区らしい穏やかな空気が流れ、街路樹や並木道が続く整った景観があります。
利便性と落ち着きが両立したこの環境は、 学生から子育て世帯まで幅広く支持されています。
こうした住みやすさへの評価は数字にも表れており、エリアの世帯数や地価は着実に伸びを見せています。
建物は1991年4月竣工の鉄筋コンクリート造5階建で、全30戸すべてが1Rタイプの単身者向け賃貸マンションです。
2025年12月5日現在、30戸中29戸が稼働中であり、高い稼働率を維持しています。
直近5年間(各年10月時点)の稼働率は2021年90%、2022年86%、2023年100%、2024年96%、2025年100%と高稼働率を維持しています。
また全30戸中9戸が法人契約で、回転率も25%を下回っており、比較的長期入居の傾向にあります。
さらに全テナントに対して保証会社による賃料保証を付保しているため、賃料滞納リスクは大幅に低減されています。
事業計画上は保守的な前提として一定のストレスを織り込み、実際よりもやや高めの回転率を想定し見積もっております。
なお、主なテナント属性としては、社会人および近隣大学・専門学校に通う学生となります。
※【TREC FUNDING】アンケートにてお寄せいただいたご質問への回答(全12問)より引用
1棟マンション投資の大きなメリットは、複数の賃貸契約が存在することによるリスク分散効果です。
投資対象の「Opus Grand 国立」は、全30戸で30通りの契約があり、それぞれ契約時期も異なるため、一斉に解約されるリスクは非常に低いといえます。
また、安定した賃料収入が期待できる物件であれば、運用期間を通じて継続的に分配金を受け取ることができます。
最近は利上げ局面で、日本も「金利のある世界」になりました。
金利上昇は、借入れの利払い負担が上がるためマイナス要因にはなりますが、一方で、現在は物価上昇に連動して家賃も上昇傾向にあります。
プラス面とマイナス面が両方存在する状況ですが、金利負担より賃料収入の上昇が勝っている傾向が見られ、稼働率が高い物件に関しては、安定した運用が見込まれると個人的には感じています。
TREC13号 国立マンションファンドの総合評価 ★★★
「TREC13号 国立マンションファンド」は、投資家保護・利回り・運営会社の信頼性のすべてにおいてバランスの取れた魅力的なファンドだと評価いたします。
SPC型による倒産隔離に加え、トーセイと名鉄都市開発による劣後出資で優先劣後構造も採用されています。
これらの投資家の元本保護の構造は、大きな安心材料と言えます。
想定利回り6.0%は高めの設定であり、レバレッジ効果を活用しながらも投資家保護の仕組みがしっかり整っています。
分配金の内訳も明示されており、収益構造が分かりやすい点も好印象です。
2年という運用期間は、市況を見極めながら最適なタイミングで売却できる時間的な余裕があり、過去実績のようなアップサイドにつながる可能性も期待できます。
TREC FUNDINGの過去の運用実績では、想定を上回るリターンで償還されたファンドが複数あります。
・TREC1号 7.00% → 14.31%、3年 → 約2年1ヶ月
・TREC2号 5.22% → 8.61%、3年 → 約3ヶ月
・TREC3号 5.00% → 7.97%、2年6ヶ月 → 約2年2ヶ月
この実績は、TREC FUNDINGの不動産目利き力と売却タイミングの見極め力の高さを示しています。
加えてトーセイと名古屋鉄道の資本業務提携による案件という点も心強いポイントです。
今回から抽選方式に変わったこともあり、私はいつも以上の予算を持って抽選に臨みたいと考えています。
※アップサイドは確定しているものではありません。過去の実績は将来のリターンを保証するものではない点にご注意ください。
TREC FUNDINGの説明動画です。
みんなの評価とコメント
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TREC FUNDINGの投資実績
トチクモ運営者2名+1名の、TREC FUNDINGでの投資実績です。 (償還実績はこちら)
| ファンド名 | 予定 運用期間 |
ファンド 利回り |
投資額 | 投資家 |
|---|---|---|---|---|
| TREC5号 区分マンションファンド新宿・台東根岸【償還】 | 24ヶ月 | 4.0% | 50万円 | |
| TREC6号 区分マンションファンド横浜東寺尾 | 36ヶ月 | 4.2% | 100万円 | |
| TREC12号 <名鉄コラボ>名古屋市中区マンションファンド | 24ヶ月 | 6.5% | 30万円 | |
| TREC13号 国立マンションファンド | 24ヶ月 | 6.0% | 300万円 |
ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円。
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