三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜のファンド分析

ALTERNA(オルタナ)で募集している三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜のファンド分析です。

総合評価は★★☆ (星2つ)
5年2か月の長期運用でリスクはあるものの、安定した配当が期待できるファンド。

三井物産のデジタル証券  譲渡制限付  〜京都・三条〜
かつさんど

評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。

三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜のファンド概要

投資対象物件 ホテルリソル京都 河原町三条
地域 京都府
予定利回り 3.6%
予定運用期間 62か月 (長期間)
募集額 11億6,150万円
運用期間 2023年8月29日~
2028年10月31日
配当日 2024年4月30日

ファンドの申込期間と募集方式

申込期間 7月28日 17:00 ~8月22日 13:00
募集方式 先着方式
入金タイミング 投資確定後
最低投資金額 100,000円 (1口)

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り:3.6% 、 予定運用期間:62か月

投資額
分配金(税引前)
分配金(税引後)
※税引後は、分配金源泉徴収 20.42%で計算

調達実績

2023年7月28日に募集を開始した「三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜」のファンドの調達実績です。

調達金額 1,161,500,000円

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜のファンド評価

利回り ★★☆ 想定利回り3.6%は平均的な利回り
運用期間 ★☆☆ 運用期間5年2か月(62か月)は長期間運用
プロジェクト
内容
★★★ 投資対象はリソルホールディングスグループが運営する「ホテルリソル京都 河原町三条」、LTVは53.8%
物件立地 ★★★ 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」より徒歩4分 京阪本線「三条駅」より徒歩3分 阪急京都線「河原町駅」より徒歩5分
物件内容 ★★☆ 京都の人気エリア「河原町」に位置し絶好のロケーションながら比較的リーズナブルなホテル、客室数:144室 建築時期:2018年3月14日
総合評価 ★★☆ 5年2か月の長期運用でリスクはあるものの、安定した配当が期待できるファンド

ALTERNAは三井物産グループが運営するデジタル証券を活用した安定資産投資サービス

ALTERNA(オルタナ)は三井物産グループが運営する不動産デジタル証券(不動産ST)を提供する注目の事業者です。

不動産STと言うと難しく思われがちですが、不動産クラウドファンディングと仕組みは似ており、同じ不動産小口化商品です。

今後、不動産STを取り扱う事業者が増えていく予測もあり、トチクモでは不動産STのおすすめ事業者としてALTERNAを追加しました。

ALTERNAの詳しい紹介はこちら↓↓

なおALTERNAのファンドへの申込みは「 仮申込制・先着順 」となります。

「仮申込期間」があり、案件公開後、直ちに「先着順」で申込むことができる方式です。

仮申し込みをした後に入金となります。

想定利回り3.6%は平均的な利回り、運用期間5年2か月(62か月)は長期間運用

想定利回り3.6%は不動産クラウドファンディングの平均的な利回りと言えます。

このファンドの大きな特徴は、5年2か月(62か月)いう長い運用期間です。

投資全般に言えることですが、投資期間が長くなればなるほど、予期せぬ出来事が起こる確率も高まり、リスクは高くなります。

一方で安定したインカムが期待できるファンドでは、長きにわたり安定した配当を受け取れるメリットもあります。

分散投資として、短期間運用のファンドの資金と長期投資の資金を分けて考えることも有効な投資手法だと思います。

投資対象はリソルホールディングスグループが運営する「ホテルリソル京都 河原町三条」

投資対象は、世界有数の観光都市、京都にある「ホテルリソル京都 河原町三条」。

このホテルの賃貸先であるリソルホールディングスグループは日本有数のホテル運営会社です。

同社は、ホテル(全国24か所)を主力に、ゴルフ場・再生可能エネルギー事業などを営む東証プライム市場の上場会社で、不動産大手の三井不動産株式会社が約41%、エンターテイメント・スポーツ事業を営むコナミホールディングス株式会社が約20%の出資を行っています。

リソルホールディングスグループは、コロナ禍も含む2019年3月期〜2023年3月期の過去5年間で、常に経常利益(連結)で黒字 を確保しています。

ファンド事業者のALTERNAは三井物産グループ、投資対象物件の賃貸先も上場会社で安全性が高いファンドと評価します。

LTV58.3%、定期建物賃貸借契約ありと好条件

このファンドのLTVは58.3%(借入予定金額÷投資対象不動産の2023年6月1日を価格時点とする鑑定評価書に記載された鑑定評価額)と好条件と言えます。

LTVとは、不動産の担保価値に対する借入金額の割合のこと。
投資リスクを計る指標の一つでLTVが低いほど安全性が高い。

ホテル・旅館など宿泊施設として利用される不動産は、住宅・オフィス・商業施設などと同様に、J-REITやデジタル証券(不動産ST)で投資が行われゴリの一つです。

ホテル投資の最大のリスクは、客室稼働率の低下による収益悪化リスクです。

コロナによりホテル業界全体が大きな影響を受けたことは記憶に新しいところです。

このファンドは、テナントであるリソルホールディングスとの間で、ホテルの稼働状況に関わらず、毎月固定の家賃を受け取るを定期建物賃貸借契約を締結しており、安定した賃料収入が期待できリスクを低減しています。

三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜の総合評価  ★★☆

かつさんど

ALTERNAの第2号案件は、10万円から京都の好立地ホテルに投資できるファンドです。

ポイントは5年2か月という長い運用期間だと思いますが、不動産STの特徴として条件はありますがファンド運用途中での売買も可能です。

またALTERNAを運営する三井物産グループ「三井物産デジタル・アセットマネジメント」がアセット・マネージャーを務めます。

資産運用資産額は2,000億円を超えており、そのノウハウをもとにファンドの運用管理を行います。 また賃貸先もホテル経営に長けたリソルホールディングスグループで、定期建物賃貸借契約締結も締結済みと、長期運用でもリスクは軽減されていると判断します。

運用期間に好き嫌いがあるため2つ星としましたが、ファンド内容は3つ星評価です。

私はALTERNAの第1号案件にも投資しましたが、今回も投資する予定です。

不動産STと言っても不動産クラファンと同じように投資できますので、ALTERNAの口座開設を検討してみてはいかがでしょう。

ALTERNAを運営する、三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社にデジタル証券とは?運用期間と投資家保護の仕組みとは?金利が上昇した場合の影響は?などお話を伺いました。

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直近の募集ファンド

運用開始
評価
プロジェクト名 利回り 運用
期間
募集額
万円
地域
6/23
3.0% 58ヶ月 140,723 東京都

ALTERNA(オルタナ)の投資実績

トチクモ運営者2名+1名の、ALTERNA(オルタナ)での投資実績です。 (償還実績はこちら

2024.2.19時点
ファンド名 予定
運用期間
ファンド
利回り
投資額 投資家
三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜横浜〜 59ヶ月 3.5% 50万円 かつさんど
三井物産のデジタル証券~日本橋・人形町~(譲渡制限付) 58ヶ月 3.0% 150万円 かつさんど
三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜京都・三条〜 62ヶ月 3.6% 50万円 かつさんど
10万円 カブスル
三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜浅草〜 60ヶ月 4.3% 10万円 かつさんど
30万円 みーちゃん
10万円 カブスル

ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円