CREAL東高円寺のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「CREAL東高円寺」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.3％ 、 予定運用期間：18か月

調達実績

2023年5月24日に募集を開始した「CREAL東高円寺」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り4.3％はレジデンス案件としては平均的

想定利回り4.3%はCREALのレジデンス案件としては平均的な利回りです。

運用期間は長期間に分類される18か月です。

一般的には運用期間が長くなると、不確実な事が起こる確率が上がり、リスクは高くなります。

最近CREALは大型案件が多いですが、今回も募集額は4億9,100万円と大型案件です。

応募額が多いこは投資家にとって、先着順でも投資がしやすいメリットがあります。

CREALの特徴でもあるインカムゲインとキャピタルゲインの複合型ファンド

今回のプロジェクトはCREALの特徴とも言える、インカムゲインとキャピタルゲインを複合したファンドです。

想定利回りの4.3％の内訳は、インカムゲイン（家賃収入）相当が2.8％、キャピタルゲイン（売却による収益）相当が1,5％になっています。

インカムゲインの割合が高いことは高評価です。

このファンドは、物件を18ヶ月以内に外部へ売却することを予定しています。

売却先候補としては、主に、個人投資家、一般事業法人、ファンドを想定しています。

キャピタル相当の部分は、将来的な売却が想定通りいかなかった場合には受け取れない可能性があります。

劣後出資割合は過去最低レベルの低さ、クリアルグループのマスターリース契約あり

CREALによる劣後出資枠はあるものの、劣後出資割合はかなり低くなっています。
(詳しい劣後割合についてはログインしてご確認ください)

運用による損失が発生した場合、劣後出資分までなら元本は守られますが、それ以上になると投資元本は棄損する可能性がありますので、注意が必要です。

元本償還には対象不動産の売却を行う必要があり、適切な価格および時期で売却ができることが重要となります。

万が一、売買が不成立となった場合は、新たな買主を見つける作業が必要で、不動産を売買するには手数料が3.3％ほどかかると思いますので、この手数料分で劣後のほとんどは無くなってしまうかもしれません。

このファンドは、CREALのグループ会社であるクリアルパートナーズとマスターリース契約を締結しています。

可能性は極めて低いですが、CREAL本体が破綻した場合、グループ会社とのマスターリース契約は不履行になる可能性はあります。

東京都杉並区　築3年、鉄筋コンクリート造4階建、総戸数15戸

投資対象物件は東京都杉並区の築3年、RC造り4階建てのマンションです。

総戸数は15戸と小規模なレジデンスで、部屋タイプは1K（20.59㎡×1戸、20.94㎡×4戸）、1LDK（40.25㎡×6戸、41.34㎡×3戸）、2LDK（55.38㎡×1戸）で構成されています。

「東高円寺」エリアはバス便においては新宿区方面・中野区方面・北区方面・世田谷区方面・武蔵野市方面と多方面への路線が利用可能となっており、電車に関しても東京メトロ丸の内線「東高円寺」駅から「新宿」駅まで直通約９分となっており交通の利便性が高いエリアです。