Rimple's selection #66のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「Rimple's selection #66」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：2.7％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2023年9月8日に募集を開始した「Rimple's selection #66」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り2.7％はRimpleでは低めの利回り、6か月間の短期運用でリスクは限定的

Rimpleの想定利回りは2.6％~3.0％（キャンペーン除く）でしたが、#58は3.8%と比較的高利回りなファンドもありました。

最近は想定利回り2.7％のファンドが増えています。

今回の#66も、目安の3.0％を下回る想定利回り2.7％になりました。

運用期間はRimpleでは固定の6か月の短期間運用で、リスクは限定的と考えます。

投資全般に言えることですが、投資期間が長くなると予期せぬ出来事が起こる確率も高まります。

不動産クラウドファンディングは、運用期間があらかじめ決まっていることで資金計画が容易になるメリットがあります。

投資において「リスク」と「リターン」は常にトレードオフです。

利回りが比較的低いファンドは、その分安全性を重視しているファンドと考えることもできます。

東京都内3物件の複合ファンド、インカムゲイン型、劣後割合30％と好条件が揃うファンド

Rimpleは投資家が安心して投資できるように、「優先劣後方式」を取り入れています。

今回のファンドも劣後出資割合30％です。

最近の劣後出資割合は5％～10％前後の事業者が多い中、Rimpleは今回も30％を維持しています。

このファンドは6か月の短期間運用と30％の劣後出資で投資家のリスクを低減していると言えます。

東京都内の価値あるマンションが6か月間で30％もの不動産価値が下がるという事態が起こることは、現状の不動産市場では極めて低い確率と考えられます。

家賃収入のみ分配原資となるインカムゲイン型ファンド、対象物件は3物件中1物件が償還実績あり

予定分配率 年利2.7％の内訳は、キャピタルゲイン 0％、インカムゲイン 100％となっています。

つまり賃料収入のみが分配原資になり、将来の売却予定を想定しておらず不動産価格変動の影響を受けにくいメリットがあります。

私はインカムゲイン型ファンドはキャピタルゲイン想定のファンドよりリスクが低いと考えており、確実性が高くスキームも簡単で分かりやすいため、不動産クラウドファンディング投資初心者にもお勧めです。

また今回の対象物件は、「クレイシア新宿」に償還実績があり、今回も無事に運用される可能性は高いと判断します。

「複合ファンド」は分散投資効果も期待できる

今回のRimple's Selection #66は、「クレイシア新宿」「プレール・ドゥーク新宿御苑Ⅱ」「DUARES愛宕虎ノ門」の複合ファンドになります。

3物件とも東京都内の物件ですが、万が一物件に個別の問題が発生した時でも複合ファンドはリスク分散効果が期待できます。