三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜熱海温泉〜のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜熱海温泉〜」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.0％ 、 予定運用期間：60か月

調達実績

2023年9月28日に募集を開始した「三井物産のデジタル証券 譲渡制限付 〜熱海温泉〜」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

ALTERNAは三井物産グループが運営するデジタル証券を活用した安定資産投資サービス

あらためて注目の事業者である「ALTERNA」を紹介いたします。

ALTERNA（オルタナ）は三井物産グループが運営する不動産デジタル証券（不動産ST）を提供する注目の事業者です。

不動産STと言うと難しく思われがちですが、不動産クラウドファンディングと仕組みは似ており、同じ不動産小口化商品です。

今後、不動産STを取り扱う事業者が増えていく予測もあり、トチクモでは不動産STのおすすめ事業者としてALTERNAを追加しました。

ALTERNAの詳しい紹介はこちら↓↓

ALTERNA（オルタナ）は不動産デジタル証券を提供する注目の事業者

なおALTERNAのファンドへの申込みは「 先着・抽選併用方式 」で、募集金額の 50%は先着枠 、残り 50%は抽選枠 となります。

仮申込み順に先着枠の口数までは当選決定、その口数以降は抽選枠で受け付けし、抽選によって当選者を決定します。抽選の結果当選しなかった方は「補欠当選」となります。

想定利回り4％はALTERNAでは高めの利回り、運用期間5年（60か月）は長期間運用

想定利回り4.0%はALTERNAでは高めの利回りと言えます。

今回は第3号案件ですが、過去の利回りは3.0%(〜日本橋・人形町〜)、3.6%(〜京都・三条〜)でした。

このファンドの大きな特徴は、5年（60か月）いう長い運用期間です。

投資全般に言えることですが、投資期間が長くなればなるほど、予期せぬ出来事が起こる確率も高まり、リスクは高くなります。

一方で安定したインカムが期待できるファンドでは、長きにわたり安定した配当を受け取れるメリットもあります。

分散投資として、短期間運用のファンドの資金と長期投資の資金を分けて考えることも有効な投資手法だと思います。

投資対象は小田急グループUDS株式会社が運営する温泉旅館「SOKI ATAMI」、定期建物賃貸借契約あり

投資対象は、都心から近い温泉地「熱海」に位置する温泉旅館「SOKI ATAMI」です。

この温泉旅館の運営会社は、小田急グループのホテル運営会社であるUDS株式会社です。

UDSは、北海道や沖縄のリゾートホテルや東京、京都のデザインホテルも手掛け、16か所のホテルを運営しており、レストラン・カフェなどまちづくりにつながる不動産業を営んでいます。

三井物産と小田急のグループ会社によるプロジェクトであることは、大きな信頼を持って投資できる理由となり得ます。

LTV58.4%、運用期間は定期建物賃貸借契約ありと好条件！

このファンドのLTVは58.4%（借入予定金額÷投資対象不動産の2023年9月1日を価格時点とする鑑定評価書に記載された鑑定評価額）と好条件と言えます。

ホテル・旅館など宿泊施設として利用される不動産は、住宅・オフィス・商業施設などと同様に、J-REITやデジタル証券（不動産ST）で投資が行われゴリの一つです。

ホテル投資の最大のリスクは、客室稼働率の低下による収益悪化リスクです。

コロナによりホテル・旅館業界全体が大きな影響を受けたことは記憶に新しいところです。

このリスクを軽減できる仕組みとして、物件はUDSへの１棟貸しであり、ホテルの稼働状況に関わらず毎月固定の賃料を受け取る定期建物賃貸借契約を、運用期間（約5年0か月）を超えて締結しています。

不動産クラウドファンディングの「マスターリース契約」に近い内容と考えることができ、こちらも投資の安全性を高めています。