EGA住吉のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「EGA住吉」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.8％ 、 予定運用期間：24か月

調達実績

2023年6月22日に募集を開始した「EGA住吉」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り4.8%はCREALでは高利回り、ゴルフテナント運用ファンド4本目

最近のCREALの募集ファンドはレジデンス案件で、18か月運用、4.1％～4.5％の利回りの大型案件が多くなっています。

今回のEGA住吉ファンドはテナント案件で想定利回り4.8％、運用期間は24か月の長期間運用のファンドとなりました。

上場系の不動産クラファン事業者の中では、想定利回り4.8%は高利回り案件ですが、リスクとリターンはトレードオフの関係で、一般的に利回りが高い分リスクも比例して高くなることには注意が必要です。

なおゴルフアカデミー案件は、2022年4月募集のEGA武蔵小山、EGA飛田給、EGA駒込に続き4本目のファンドです。

アースアカデミーが運営するゴルフスクール案件、定期建物賃貸借契約を締結済み

対象物件のテナントは、アースゴルフアカデミーです。
アースゴルフアカデミーは、株式会社アースアカデミーが運営する東京都心を中心に43店舗展開するゴルフスクールです。

CREALとEGA住吉を運営するアースアカデミーとの間で、2023年6月30日～2033年6月29日まで契約期間10年の長期の定期建物賃貸借契約を締結しています。
固定賃料、一括借上げ、当初5年間は中途解約不可の条件から想定運用期間の全期間に亘り安定的な賃料収入を見込むことが期待できます。

劣後出資割合は低め、24か月の長期運用でリスクはあり

劣後出資枠はあるものの、その割合は高くはありません。。

（会員限定情報のため、詳しくはログインして確認してください。）

テナント運用や売却が想定通りいかなかった場合は、投資家の元本は劣後出資割合までなら保証されますが、それ以上になると分配金を受け取れないリスクと元本棄損リスクがあります。

レジデンス案件と違い、インカム型とはいえ不確実性があるテナント案件のため、劣後出資割合が低いことは不安要素のひとつと言えます。

ゴルフアカデミーの親会社、日本テレメックスの連帯保証あり

このファンドは、アースアカデミーの親会社である日本テレメックスが連帯保証人となるため、万が一の場合でも賃料保証を見込むことが出来ます。

ただし親会社ごと破綻した場合は、連帯保証の契約履行ができるかどうかは不確実になるリスクはあります。

アースアカデミーとの賃貸借契約を解除せざるを得ない場合、ゴルフ練習場への旺盛な需要を背景として同業のゴルフ練習場を運営するテナントへの切り替えも期待できるという見解です。

また物件の付近はファミリー世帯が多く、テナント候補としてはゴルフ練習場に限定することなく、理美容室、歯科医院、飲食店、フィットネスジムなど、生活利便施設への転用も見込むことが出来るとのことですが、この辺りは未知数な部分もあると思います。