Rimple's selection #53のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「Rimple's selection #53」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：2.8％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2023年2月10日に募集を開始した「Rimple's selection #53」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

キャンペーンが終わり想定利回り2.8%と平均的に戻る

今回のRimple's selection #53は、キャンペーンファンドが終わり通常の募集となりました。

通常Rimpleの想定利回りは2.7％~3.0％で、今回の2.7%は平均的な想定利回りのファンドです。

運用期間はRimpleでは固定の6か月の短期間運用で、リスクは限定的と考えます。

不動産クラウドファンディングは、運用期間があらかじめ決まっていることで資金計画が容易になるメリットがあります。

安全性を重視したインカムゲイン型、2物件の複合ファンド

予定分配率 年利2.7％の内訳は、キャピタルゲイン 0％、インカムゲイン 100％となっています。

つまり賃料収入のみが分配原資になり売却を視野に入れていないため、リスクは少ないと考えることができます。
その理由としては、仮に不動産価格が下がった場合でも、家賃にはすぐに転嫁されない可能性が高いと考えられるからです。

金利動向の不透明感によりマーケット全体が不安定な状況ですが、こういう時は将来の売却を想定するファンドより賃料収入のみで分配金が支払われるファンドを選択することで、リスクマネジメントとなると思います。

劣後出資割合は30％あり、投資家のリスクを低減している

Rimpleは投資家が安心して投資できるように「優先劣後方式」を取り入れています。

今回のファンドも劣後出資割合30％です。

最近の劣後出資割合は5％～10％前後の事業者が多い中、Rimpleは今回も30％を維持しています。

このファンドは6か月の短期間運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクは限定的と言えます。

東京都内のマンションで短期間に30％の不動産価値が下落する事態が起こることは、通常では極めて低い確率と考えられます。

対象物件は希少価値の高い都心の2物件

Rimple's Selection #53は「クレイシア新宿」「AXAS西新宿」との複合ファンドになります。

2物件とも過去にファンド対象物件になっており、償還実績もあるため無事に運用される期待値が高いと考えることができると思います。

「クレイシア新宿」は、東京都総面積の約3％しかない山手線内側の高級物件。
「AXAS西新宿」は、都庁や新宿駅も徒歩圏内とする、東京の中でも希少価値のあるロケーションに位置する物件です。