（仮称）Hmlet CREAL中野新橋のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「（仮称）Hmlet CREAL中野新橋」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.5％ 、 予定運用期間：18か月

調達実績

2022年1月19日に募集を開始した「（仮称）Hmlet CREAL中野新橋」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

三菱地所グループとの新ファンド

CREALの新たな大型案件は、三菱地所グループのHmlet Japanの賃貸住宅ファンドです。

ハムレット社は新しい住まいとライフスタイルの提供を目指し、三菱地所株式会社とHmlet Pte.,Ltd.（本社：シンガポール）が2019年に設立したコリビングという新しい暮らし方を提供する運営会社です。

今までになかった新たなファンドが登場することは良い事だと思います。

利回りは平均的

最近のCREALの募集ファンドは18か月運用、4.5％の利回りの案件が多くなっています。

4.5％の内訳は、インカムゲイン（家賃収入）2.0％、キャピタルゲイン（売却による収益）2.5％で計4.5％の利回りとなっています。

キャピタルゲインの方は、最大18か月後の不動産価格に左右されることに注意が必要です。
（早期に売却が決まり、早期償還される場合もあります）

劣後出資は5％と低め

劣後出資枠はあるものの、その割合は5.0％ほどとかなり低くなっています。

理論上はこの物件の不動産価値が5.0％以上の下落をした場合、キャピタルゲインの2.5％は受け取れない可能性があります。

物件内容は普通

対象物件は、三菱地所グループHmletのほぼ新築物件で、画像で見る限りはおしゃれな部屋だと思います。

ただし全23戸の内訳が、1K(25.71㎡×1戸、26.19㎡×3戸、26.39㎡×2戸、26.91㎡×3戸、27.72㎡×2戸、31.62㎡×1戸、32.19㎡×1戸、34.17㎡×2戸、37.28㎡×1戸)、1R(31.81㎡×1戸、33.25㎡×1戸、33.95㎡×1戸、34.71㎡×1戸、35.80㎡×1戸、36.04㎡×1戸、36.19㎡×1戸)と、比較的狭い部屋のみなのはマイナスポイントです。

都内でほぼ新築のため、18か月間で大幅な価値の下落は考えにくいですが、1Kや1Rは価値が維持しにくい面もあると思います。