CREAL SOUND板橋本町のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「CREAL SOUND板橋本町」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.3％ 、 予定運用期間：24か月

調達実績

2023年8月17日に募集を開始した「CREAL SOUND板橋本町」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り4.3％はレジデンス案件としては平均的

想定利回り4.3%はCREALのレジデンス案件としては平均的な利回りです。

運用期間は長期間に分類される24か月です。

CREALは最近18か月～24か月運用のファンドが増えていますが、今回は24か月運用の案件です。

一般的に投資は、運用期間が長くなると不確実な事が起こる確率が上がりリスクは高くなります。

最近CREALは大型案件が多いですが、今回も募集額は4億7,300万円と大型案件です。

応募額が多いことは投資家にとって、先着順でも投資がしやすいメリットがあります。

インカムゲインとキャピタルゲインの「複合型ファンド」

今回のプロジェクトは、CREALの特徴であるインカムゲインとキャピタルゲインを複合したファンドです。

想定利回りの4.3％の内訳は、インカムゲイン（家賃収入）相当が2.3％、キャピタルゲイン（売却による収益）相当が2.0％になっています。

インカムゲインの割合が高いことは高評価です。

このファンドは、物件を24ヶ月以内に外部へ売却することを予定しています。

売却先候補としては、主に、個人投資家、一般事業法人、ファンドを想定しています。

キャピタル相当の部分は、将来的な売却が想定通りいかなかった場合には受け取れない可能性があります。

劣後出資割合は低め、グループ会社のマスターリース契約あり

CREALによる劣後出資枠はあるものの、劣後出資割合は低くなっています。
(詳しい劣後割合についてはログインしてご確認ください)

運用による損失が発生した場合、劣後出資分までなら元本は守られますが、それ以上になると投資元本は棄損する可能性がありますので、注意が必要です。

元本償還には対象不動産の売却を行う必要があり、適切な価格および時期で売却ができることが重要となります。

万が一、売買が不成立となった場合は、新たな買主を見つける作業が必要で、不動産を売買するには手数料が3.3％ほどかかると思いますので、この手数料分で劣後のほとんどは無くなってしまうかもしれません。

このファンドは、CREALのグループ会社である、クリアルパートナーズ株式会社との間でファンド運用期間中のマスターリース契約を行うことにより、収益の安定化を図っています。

板橋区新築、RC造り5階建て、24時間365日楽器演奏が可能な防音マンション

今回の案件の一番の特徴は、投資対象が24時間365日楽器演奏が可能な防音マンションということです。

物件は東京都板橋区の新築、RC5階建て、総戸数は17戸と小規模物件です。

部屋タイプは、1K（25.11㎡×4戸、25.38㎡×3戸、25.65㎡×5戸、29.78㎡×2戸）2K（36.98㎡×3戸）

防音床、防音壁、防音天井が整備された高い遮音性能の防音室が各居室に設置されており、音楽関係の社会人、音大生、楽器演奏愛好家、さらにはYouTuber等の動画配信クリエーターに至るまで幅広い賃貸ニーズに対応できる期待があります。

娯楽を含めた楽器演奏をしている方の人口に比して、楽器演奏可能物件は少なく供給不足であることから、安定した稼働率が見込まれるとのことです。