アルファアセットファンド小樽駅前のファンド分析
Jointoαで募集しているアルファアセットファンド小樽駅前のファンド分析です。
総合評価は★☆☆
(星1つ)
ホテルはまだ不安定でリスクあり。半面、募集をかけるということは勝算あり?。


評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。
目次
アルファアセットファンド小樽駅前のファンド概要
投資対象物件 | 小樽の小規模ホテル |
---|---|
地域 | 北海道 |
予定利回り | 6.0% |
予定運用期間 | 6か月 (短期間) |
募集額 | 1億2,500万円 |
運用期間 | 2021年12月1日~ 2022年5月31日 |
配当日 | 2022年6月 |
ファンドの申込期間と募集方式
申込期間 | 11月15日 ~11月16日 |
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募集方式 | 抽選式 |
入金タイミング | 投資確定後 |
最低投資金額 | 100,000円 (1口) |
申込可能上限金額 | 5,000,000円 |
分配金シミュレーター
投資額を入力すると、「アルファアセットファンド小樽駅前」の分配金のシミュレーション結果を表示します。
予定利回り:6.0% 、 予定運用期間:6か月
投資額 | 円 |
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分配金(税引前) | 円 |
分配金(税引後) | 円 |
調達実績
2021年11月15日に募集を開始した「アルファアセットファンド小樽駅前」のファンドの調達実績です。
調達金額 | 125,000,000円 |
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最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。
アルファアセットファンド小樽駅前のファンド評価
利回り | ★★★ | Jointαで6.0%は魅力的 |
---|---|---|
運用期間 | ★★☆ | 6か月間と短期的な運用で比較的リスクは低い |
プロジェクト 内容 |
★☆☆ | 劣後出資割合、驚異の50%!しかしコロナの状況次第でリスクあり。 |
物件立地 | ★★☆ | 人気観光地「小樽」駅から徒歩2分 |
物件内容 | ★☆☆ | リノベーションされたホテル。高級というより、お手軽感が売り。インバウンド向け? |
総合評価 | ★☆☆ | ホテルはまだ不安定でリスクあり。半面、募集をかけるということは勝算あり? |
高利回り案件
東証一部上場企業である穴吹興産が運営する「Jointoα(ジョイントアルファ)」。
事業者としては最高点の3つ星評価です。
約3か月ぶりの募集案件は、「アルファアセットファンド小樽駅前」
Jointoαの過去の募集ファンドの利回りは3.2%~5.0%という事を考えると、6.0%は高利回りのファンドです。
運用期間6か月と短期間の運用のため、期間としてのリスクは低めです。
募集2回延期の影響は?
このファンドは、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言、GoToトラベルキャンペーンの一時停止を受け、投資対象となる宿泊施設への一時的な影響も懸念されることなどから、2021年1月と2021年4月に2度の募集延期がされたファンドです。
今回は緊急事態宣言解除ということで、再々募集されることになりました。
この影響を考えなければならないため、最初から特殊な要因があるファンドです。
募集が延期されたということは、コロナの状況次第で影響を受けやすいファンドだということは間違いがなさそうです。
部屋の雰囲気から言っても、本来は日本人観光客やビジネスマン中心というよりは、インバウンド需要を見込んだホテルと考えられます。
コロナの状況次第で収益に直接的に強い影響を受けるため、リスクは高いと言えます。
劣後出資は50%!
こちらのファンドはJointoαが50%の劣後出資をします。
運用終了までに宿泊料や売却からの収益が想定の50%までの下落であれば、投資家の元本に棄損は無いことになります。
Jointoαは、このファンドを運営し、償還させる自信があると読み取れます。
開示されたファンド内容を見ると、想定客室稼働率は30%以上としているので、弱気な予測の中での運用といえます。
アルファアセットファンド小樽駅前の総合評価 ★☆☆

過去2回の募集延期という異例のファンドですが、今回再々募集するということは、事業者として問題なく運用でき、分配金を支払えるという判断があってのことだと思います。
穴吹興産があえてデフォルトリスクの高いファンドを募集する意味もありません。
しかし、コロナの状況は未だ不透明なことと、インバウンド受け入れ再開のめども立っていない状況を考えるとリスクはあると思います。
私の意見としては、事業者の信頼度からすると投資しても良いファンドだと思います。
半面、ファンドに個別のリスクがあり、事業者の信頼度重視で投資するファンドだと思います。
「この事業者ならまあ大丈夫だろう」という投資判断で、過去に大きなデフォルトが起こったことも考えなければなりません。
この状況下でホテル売却でのEXITは想定しにくいため、収益を宿泊料のみで考えた場合、予測がつきにくいです。
コロナの状況が予測できない以上、客室稼働率30%以上が運用期間中に保たれるかどうかを判断するのは簡単ではありません。
かなり判断が分かれるファンドだと思いますが、今回私は見送る方針です。
投資する場合は小額での投資をお勧めいたします。
カブスルの一言

不動産クラファン初心者のカブスルと申します。
北海道札幌市に住んでおり、小樽市のことも多少知っているため、一言書かせて頂きます。
かつさんどさんの分析は素晴らしく、わたし個人としても投資対象外となりそうです。(株式投資歴は17年)
理由としては、
- 高利回りは、リスクが高いことでもある証拠。
- 小樽市はインバウンド需要ありきの観光産業。(一昔前は違ったけど)
- コロナ禍においてはホテル産業は影響を受けやすい。
- 不動産クラファンは他にも魅力あるファンドがある。
個人的には投資全般において考慮するのは、利回りより損失リスク。
不動産クラファンのファンドがいろいろある中、あえてこちらに投資する必要はないかなぁと感じております。
かつさんどさんのおっしゃる通り、事業者を信じて小額投資するのはアリなのかなと思います。
小樽市は札幌市から近いこともあり、年に数回訪問します。
感じているのは、コロナ禍以降、観光地で閉店している店が増えているなぁという印象。
外国人にとっては珍しいものでも、現在 主力の道内観光客や日本人観光客にとっては魅力がないものもあります。
小樽市がインバウンドの復活を待つ、「待ち」の一手をとるのか、日本人観光客に焦点をあてた「攻め」の一手をとるのかにも注目しています。
どっちに転ぶかわからないという点でも、リスクとリターンの設定バランスが良いんだと思います!
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Jointoαの投資実績
トチクモ運営者2名+1名の、Jointoαでの投資実績です。 (償還実績はこちら)
ファンド名 | 予定 運用期間 |
ファンド 利回り |
投資額 | 投資家 |
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エリア分散型アルファアセットファンド 第二弾 | 6ヶ月 | 3.0% | 300万円 | ![]() |
エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾【償還】 | 12ヶ月 | 3.0% | 50万円 | ![]() |
エリア分散型アルファアセットファンド 第六弾 | 6ヶ月 | 3.0% | 10万円 | ![]() |
エリア分散型アルファアセットファンド 第五弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 | ![]() |
アルファアセットファンド静岡葵吉野町 | 12ヶ月 | 3.5% | 300万円 | ![]() |
エリア分散型アルファアセットファンド 第八弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 | ![]() |
エリア分散型アルファアセットファンド 第十弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 | ![]() |
ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円。
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