アルファアセットファンド静岡葵吉野町のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「アルファアセットファンド静岡葵吉野町」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.5％ 、 予定運用期間：12か月

調達実績

2024年6月17日に募集を開始した「アルファアセットファンド静岡葵吉野町」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り3.5%はエリア分散型ファンドに比べて高利回り

Jointoαのレジデンスファンドは、年利3.2％～3.8％。
運用期間は6か月か12か月で固定化されています。

今回の想定利回り3.5％は平均的な利回りで、運用期間は12か月間です。

最近募集が多かった「エリア分散型アルファアセットファンド」とはファンド内容が異なりますが、今回の1棟のファンドの方が少し利回りは高くなっています。

金利上昇や不動産価格の下落に影響を受けにくいインカムゲイン型ファンド

今回のファンドは、賃料収入のみを分配金の原資にするインカムゲイン型のファンドで、将来的な売却益からの収益は視野に入れていません。

インカム型ファンドは、もし不動産価格の下落が起こった場合も、直ちに直接的な影響（賃料下落）を受けにくいと考えられるため、キャピタルゲイン型ファンドよりも安全性が高いと私は思います。

また金利が上昇した場合、一般的に賃料を押し上げる要因にはなりますが、12か月間という運用期間中にはあまり影響はないと考えられます。

劣後出資割合は30％あり投資家のリスクを十分に軽減している

このファンドのJointoαの劣後出資割合は30％あります。

最近は劣後出資割合を下げる事業者が多い中、Jointoαは30％を維持しています。 12か月の運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクを十分に低減していると言えます。

静岡県、築2年、RC12階建て、総戸数66戸

投資対象物件の「アルファレガロ葵吉野町」は、静岡市葵区吉野町に位置し、JR東海道本線「静岡駅」徒歩12分という立地です。

総戸数66戸で、間取りは全て26.24㎡の１Kとなります。

将来の売却益を分配原資に充てるキャピタルゲイン型ファンドであれば、25㎡ほどの比較的狭い部屋の売却に不安が残りますが、インカムゲイン型であれば問題ないと思います。

平均賃料は6.5万円ほどで家賃の規模は小さいですが、近隣に築5年以内の単身者向け賃貸物件が少ないこともあり、現状の高い稼働率が維持されればファンドは正常に運用されそうだと考えます。