エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾のファンド分析
Jointoαで募集しているエリア分散型アルファアセットファンド 第一弾のファンド分析です。
総合評価は★★★
(星3つ)
Jointoαのやる気を感じる新ファンド、投資する価値あり。
評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。
目次
エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾のファンド概要
投資対象物件 | 25物件の区分マンション |
---|---|
地域 | 首都圏、関西、九州 |
予定利回り | 3.0% |
予定運用期間 | 12か月 (長期間) |
募集額 | 6億2,160万円 |
運用期間 | 2023年5月31日~ 2024年5月30日 |
配当日 | 2024年6月30日 |
ファンドの申込期間と募集方式
申込期間 | 5月15日 12:00 ~5月18日 17:59 |
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募集方式 | 先着方式 |
入金タイミング | 投資確定後 |
最低投資金額 | 100,000円 |
分配金シミュレーター
投資額を入力すると、「エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾」の分配金のシミュレーション結果を表示します。
予定利回り:3.0% 、 予定運用期間:12か月
投資額 | 円 |
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分配金(税引前) | 円 |
分配金(税引後) | 円 |
調達実績
2023年5月15日に募集を開始した「エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾」のファンドの調達実績です。
調達金額 | 621,600,000円 |
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最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。
エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾のファンド評価
利回り | ★★☆ | 想定利回り3.0%はJointoαでは過去最低利回りも安全性は高い |
---|---|---|
運用期間 | ★★☆ | 運用期間12か月はちょうど良い運用期間 |
プロジェクト 内容 |
★★★ | 投資対象は地域分散された25戸、劣後出資割合20% |
物件立地 | ★★★ | 首都圏11戸、関西圏11戸、福岡3戸、計25物件 |
物件内容 | ★★☆ | 自社物件の運用でリスクへ限定的 |
総合評価 | ★★★ | Jointoαのやる気を感じる新ファンド、投資する価値あり |
Jointoα半年ぶりのファンド募集!ファンドコンセプトに大きな変化
Jointoαの前回のファンド募集は、2022年12月の「アルファアセットファンド京都祇園第5回」でした。
このファンドは、想定利回り3・8%、運用期間6か月、募集金額2,100万円、劣後割合30%という内容でした。
自社物件で、劣後割合高め、インカムゲイン型と好条件がそろっているため人気を集め、抽選倍率は15倍ほどになっています。
今回の半年ぶりのファンド募集で、大きくファンドのコンセプトを変えてきましたので。次から説明していきます。
想定利回り3.0%はJointoαでは過去最低利回りも安全性は高い
Jointoαのレジデンスファンドは、年利3.2%~3.8%、運用期間は6か月か12か月のどちらかで固定化されています。
今回は下限を下回り、想定利回り3.0%、運用期間は12か月です。
ファンド規模も、従来は3000万円ほどの小規模なファンド募集でしたが、今回は6億2千万ほどと大型案件になっていることも変化の一つです。
投資対象はなんと25物件!地域も首都圏、関西、九州に分散
今回の「エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾」はその名の通り、ファンド内でエリア分散されており、対象物件は首都圏11戸、関西11個、九州3戸、計25戸の区分マンションとなります。
不動産クラウドファンディングのファンドは「複合ファンド」として、2~3物件を組み合わせて1つのファンドとするものはありましたが、今回のような25戸もの複合ファンドは今まで組成されておらず、新たな試みだと評価できます。
Jointαを運営する穴吹興産の、1964年創業、不動産事業の実績と十分なノウハウがあるからこそ組成できるファンドと言えます。
劣後割合は20%と低下も自社物件でインカムゲイン型でリスクは限定的
劣後出資割合は20%ですが、以前は30%でしたので割合が下がったことにはなります。
しかし、対象物件の25戸すべてが穴吹興産が所有する自社物件で、賃料収入を原資として投資家に分配する「インカムゲイン型」ファンドで、安全性が高いと評価できます。
自社物件なので物件の細かい内容や管理状況が把握できており、何かあった際も迅速に対応できる可能性が高いことも利点のひとつです。
エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾の総合評価 ★★★
私は以前から、投資で一番重要なことは「リスクの分散」だと思っています。
いわゆる「卵を一つのかごに盛るな(Don't put all eggs in one basket)」ということです。
不動産クラファンでも同じで、色々な事業者に分散、投資対象地域を分散、運用期間を分散することでリスクを軽減し、マネジメントしやすくなると考えています。
今回の「エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾」は、このファンドだけで地域分散効果が期待できると思います。
上場企業である穴吹興産の事業者リスクも限定的なため、積極投資をおすすめできるファンドです。
「第一弾」というタイトルなので、第二弾、第三弾とこのファンドスキームがシリーズ化するかどうかも注目です。
一つのファンドで25もの物件に投資できることは、不動産クラファンの新たな形を作るきっかけになるかもしれません。
REITはひとつの銘柄に投資すると、複数の不動産に投資できることがメリットですが、不動産クラファンでもこのメリットが享受できるファンドが登場したと言えます。
評価は最高点の星3つです。
私は積極的に投資する予定です。
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直近の募集ファンド
Jointoαの投資実績
トチクモ運営者2名+1名の、Jointoαでの投資実績です。 (償還実績はこちら)
ファンド名 | 予定 運用期間 |
ファンド 利回り |
投資額 | 投資家 |
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エリア分散型アルファアセットファンド 第二弾 | 6ヶ月 | 3.0% | 300万円 | |
エリア分散型アルファアセットファンド 第一弾【償還】 | 12ヶ月 | 3.0% | 50万円 | |
エリア分散型アルファアセットファンド 第六弾 | 6ヶ月 | 3.0% | 10万円 | |
エリア分散型アルファアセットファンド 第五弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 | |
アルファアセットファンド静岡葵吉野町 | 12ヶ月 | 3.5% | 300万円 | |
エリア分散型アルファアセットファンド 第八弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 | |
エリア分散型アルファアセットファンド 第十弾 | 12ヶ月 | 3.0% | 100万円 |
ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円。
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