ファンド35号のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「ファンド35号」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.81％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2023年11月23日に募集を開始した「ファンド35号」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

上場事業者で想定利回り4.81％は魅力的な利回り

プレファンはサービス開始以来、今回で35本目のファンドです。

今までのファンドの予定利回りは4.3％~5.08％で、今回は想定利回り4.81％と比較的高利回りとなりました。

プレファンと同じく上場企業が運営し、自社物件でインカム型の事業者と比べると、魅力的な利回りで投資する価値があると評価します。

運用期間は6か月の短期運用でリスクは限定的

プレファンは、今まで全てのファンドが6か月間の短期間運用となっています。

一般的に投資は、運用期間が長くなればなるほど不確実性が上がる傾向があります。

不動産クラウドファンディングのリスクは、事業者リスク、自然災害リスク、空室リスク、不動産価格下落リスクなどが考えられます。

運用期間が短いことで、安全性が高くなると考えることができます。

また、投資のEXIT（出口）の期間があらかじめ決められていることは、リスクの低減だけでなく資金管理がしやすいメリットもあります。

最近は株式市場が不安定な部分もあるため、価格変動がなく、運用期間が決まっている不動産クラウドファンディングは、分散投資先に適していると考えます。

劣後出資は4.17%、インカムゲイン型ファンド

プレファンの劣後出資割合は当初30％ありましたが、最近は5％前後に下がっていました。

前回は1.46%でしたが、今回は価劣後出資割合が4.17%と改善しました。

プレファンのファンドは将来の売却を想定せず、家賃収入のみを分配資金にするインカムゲイン型ファンドのため、家賃収入があればそれほど問題では無いと思いますが、4%の劣後出資ではリスクとなります。

投資対象は京都市左京区、築12年、鉄筋コンクリート造地下1階付4階建、22.72㎡の1K

今回のファンド35号の投資対象物件は、京都市左京区の「プレサンス京都修学院」の1室です。

物件名でお分かりのように、プレファンを運営するプレサンスコーポレーションが施工・管理し、自社で所有する部屋となります。

築12年で狭い部屋ではありますが、都心へのアクセスが良い物件です。