ファンド37号のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「ファンド37号」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.47％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2024年6月17日に募集を開始した「ファンド37号」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り3.47％はプレファンでは低めの利回り

プレファンはサービス開始以来、今回で36本目のファンドです。

今までのファンドの予定利回りは4.3％~5.08％でしたが、今回は想定利回り3.47％と低めの利回りとなりました。

利回りの低下は残念ですが、上場企業が運営、自社物件、インカムゲイン型ファンドの事業者であることを考えると、魅力は十分にあり投資する価値があるファンドと評価します。

6か月の短期運用期間でリスクは限定的

プレファンは今まで全てのファンドが5～6か月間の短期間運用となっており、今回は6か月の運用期間になっています。

一般的に投資は、運用期間が長くなればなるほど不確実性が上がる傾向があります。

不動産クラウドファンディングのリスクは、事業者リスク、自然災害リスク、空室リスク、不動産価格下落リスクなどが考えられます。

運用期間が短いことで、不確実な事案が発生するリスクが減り、安全性が高くなると考えることができます。

また、投資のEXIT（出口）の期間があらかじめ決められていることは、リスクの低減だけでなく資金管理がしやすいメリットもあります。

最近は株式市場が不安定な部分もあるため、価格変動がなく、運用期間が決まっている不動産クラウドファンディングは、分散投資先に適していると考えます。

劣後出資割合は0.61%と低い、インカムゲイン型ファンド

プレファンの劣後出資割合は当初30％ありましたが、最近は5％前後に下がっていました。

今回は、劣後出資割合が0.16%と大幅に下がっています。

プレファンのファンドは将来の売却を想定せず、家賃収入のみを分配資金にするインカムゲイン型ファンドのため、家賃収入があればそれほど問題では無いと思いますが、劣後出資の低下は残念です。

対象物件は愛知県名古屋市、築7年、鉄筋コンクリート造陸屋根15階建、23.37㎡の1K

今回のファンド37号の投資対象物件は、名古屋市中区「プレサンス鶴舞公園セラヴィ」の1室（23.37㎡の1K）です。

物件名でお分かりのように、プレファンを運営するプレサンスコーポレーションが施工・管理し、自社で所有する部屋となります。

一般的な1Kの間取りの部屋ですが、中心地である名古屋駅エリア、栄エリアにも電車で10分以内でアクセス可能と好立地物件といえます。