CREAL茅場町 (Hmlet)のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「CREAL茅場町 (Hmlet)」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.5％ 、 予定運用期間：24か月

調達実績

2024年7月1日に募集を開始した「CREAL茅場町 (Hmlet)」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

三菱地所グループとのコラボファンド8本目

今回のファンドはCREALでは定番になってきた、三菱地所グループのHmlet Japanとの賃貸住宅ファンドです。

ハムレット社は新しい住まいとライフスタイルの提供を目指し、三菱地所株式会社とHmlet Pte.,Ltd.（本社：シンガポール）が2019年に設立したコリビングという新しい暮らし方を提供する運営会社です。

Hmlet Japanは物件管理、リーシング（入居者誘致）、マスターリース契約先で、ファンド組成・運用はCREALが行う形です。

運用期間は24か月と長期間、キャピタル想定の割合が大きく相応のリスクあり

最近のCREALの募集ファンドは24か月～36か月の長期運用、4.5％前後の利回りの大型案件が多くなっています。

今回のファンドは利回り4.5％、運用期間は24か月と平均的なファンド内容です。

想定利回り4.5%の内訳は、インカムゲイン相当1.9%、キャピタルゲイン相当2.6%になっています。

キャピタルゲインの割合が大きいことは、リスク要因となります。

今回のCREAL茅場町プロジェクトは、募集金額11億8,500万円（成立下限額: 10億8,500万円）で、大型ファンドとなっています。

これだけの大型ファンドだと、数秒で埋まらないことが予測され、比較的投資しやすいメリットがありそうです。

店舗・住居部分共にマスターリース契約あり、劣後割合は低く不動産価格下落への耐性は低い

劣後出資枠はあるものの、その割合は低くなっています。

運用による損失が発生した場合、劣後出資割合までなら元本は守られますが、それ以上になると投資元本が棄損する可能性がありますので注意が必要です。

物件入居者の賃料の不払いの場合や、物件の空室率が上がった場合、想定通りのリーシング（テナント誘致活動）ができない場合などに、予定していた賃料収入が入らず、インカムゲインが遅延・減少するリスクがあります。

このリスク軽減のため、3階から10階部分をハムレット社、地下1階から2階部分をクリアルパートナーズ株式会社にてマスターリースを設定しています。

これにより空室リスクを軽減し、インカムゲインの安定が期待できます。

中央区新川、新築、鉄筋コンクリート造地下1階付10階建、総戸数14戸

物件から東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」駅まで徒歩約5分、JR京葉線「八丁堀」駅まで徒歩約7分、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅まで徒歩約9分に位置し、3駅4路線が利用可能な交通利便性に優れた物件です。

また、東京駅・銀座駅までは2km圏内であり、商業・ビジネスの中心地まで徒歩でもアクセスできる希少な立地です。

CREAL茅場町は、SOHOが1戸、店舗が1戸、1LDKが12戸の合計14戸で構成されており、単身者、DINKSの賃貸ニーズに対応する物件です。

住居部分は隣接住⼾との遮音性に配慮した設計で、24時間楽器演奏が可能な防音性能を備えた防音室が完備された仕様となっています。さらにオートロック、宅配ボックス、独立洗面化粧台など、生活設備が充実しています。