SPC型アルファアセットファンド1号のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「SPC型アルファアセットファンド1号」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：5.0％ 、 予定運用期間：36か月

調達実績

2025年1月27日に募集を開始した「SPC型アルファアセットファンド1号」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

Jointoαの新シリーズファンド「SPC型アルファアセットファンド1号」

Jointoαによる新シリーズ「SPC型アルファアセットファンド1号」が登場です。

今回は想定利回り5.0％と比較的高利回り、運用期間は36か月と長期運用ファンドとなりました。

募集金額は11億6千450万円と大型案件、先着方式の募集となり、1万円から投資が可能です。

Jointαの詳しい紹介は以下をご覧ください。

SPC（特別目的会社）の仕組みとは？

今回は投資対象である「ロイヤルパークホテル倉敷」を、特例事業者であるSPCが取得する形です。

SPC型にするメリットは、穴吹興産が万が一破綻しても物件はSPC保有のため、投資家への被害はありません。（倒産隔離）

つまり、事業者の倒産リスクから隔離された仕組みで、投資元本を守る面では安全性が高まります。

一方でデメリットはSPCにおいて、事業者は多額の出資ができない決まりがあるため、今回は劣後出資割合が2.7％と従来ののジョイントアルファ案件より低くなっています。

金融機関からの借入金を活用したレバレッジ効果による高い利回り

今回SPCへの出資割合は、①金融機関58.5%、②投資家38.8%、③事業者（穴吹興産）2.7%となっています。

金融機関からの借入れをすることで、より大きな物件に投資ができ、利回りが向上するという仕組みです。

利回りが向上することは良いことですが、ファンドがデフォルトした時の弁済順位は、金融機関・投資家・事業者の順となります。

つまり今回は、劣後割合2.7％しか値下がりの猶予が無いと考えることができ、地方のホテル案件と言うことを考えると、3年後の売却には不安が残ります。

投資対象は岡山県倉敷市「ロイヤルパークホテル倉敷」、稼働率は高い

「ロイヤルパークホテル倉敷」は、JR山陽本線「倉敷駅」徒歩5分と倉敷駅や美観地区にほど近い場所に位置する 宿泊特化型ラグジュアリーホテルで、倉敷の情報発信基地として街とひとをつなぐホテルです。

特徴は高い稼働率で、2023年は岡山県の周辺ホテルより高い66.1％の稼働率となっています。