エリア分散型アルファアセットファンド第七弾のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「エリア分散型アルファアセットファンド第七弾」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.0％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2024年4月15日に募集を開始した「エリア分散型アルファアセットファンド第七弾」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

好評のエリア分散型アルファアセットファンド第七弾

Jointoα「エリア分散型アルファアセットファンド」は好評につき第七弾が登場です。

今回は、想定利回り3.0％と平均的、運用期間は6か月と短期運用ファンドとなりました。

募集金額は3億5千万ほどと大型案件で、先着方式ながら比較的投資しやすくになっていることも特徴です。

Jointαの詳しい紹介は以下をご覧ください。

投資対象は地域分散された区分マンション16戸

「エリア分散型アルファアセットファンド　第七弾」はその名の通り、ファンド内でエリア分散されており、対象物件は首都圏2戸、関西9戸、九州5戸、計16戸の区分マンションとなります。

今回の対象物件は、従来よりは物件数が少なくなり、関西・九州が多くなりました。

不動産クラウドファンディングのファンドは「複合ファンド」として、2～3物件を組み合わせて1つのファンドとするものはありましたが、24戸もの区分マンションの複合ファンドは新たな試みだと評価できます。

Jointαを運営する穴吹興産の、1964年創業、不動産事業の実績と十分なノウハウがあるからこそ組成できるファンドと言えます。

劣後割合15％、すべて自社物件、インカムゲイン型で投資家のリスクは限定的

エリア分散型アルファアセットファンドは、劣後出資割合が20％のファンドもありましたが、今回は15%と低くなったのは残念な点です。

しかし、対象物件の19戸すべてが穴吹興産が所有する自社物件で、賃料収入を原資として投資家に分配する「インカムゲイン型」ファンドで、安全性が高いと評価できます。

自社物件なので物件の細かい内容や管理状況が把握できており、何かあった際も迅速に対応できる可能性が高いことも利点のひとつです。

またファンド運用終了後は、穴吹興産が買い取る形となる可能性が高く、自社内での運用で売却リスクは低くなっていると予想できます。

関西9物件、九州5物件、首都圏2物件

今回の投資対象は、首都圏2戸、関西9戸、九州5戸と地域分散された計16戸の区分所有マンションとなります。

県別では、東京2戸、大阪7戸、兵庫2戸、福岡5戸となっており、物件数が若干少なくなり、関西・九州中心になった印象です。

東京では勝どきのタワーマンション「THE TOKYO TOWERS SEA TOWER」が投資対象になっています。

これらの16物件の月額家賃は、105,000円～270,000円となっています。