quador中野ファンド3のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「quador中野ファンド3」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.2％ 、 予定運用期間：14か月

調達実績

2022年1月21日に募集を開始した「quador中野ファンド3」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

3.2％は平均的な利回り

property+の過去のシリーズのファンド（オープニングボーナスと言える利回り10%ファンドは除外）の利回りは3.5％でした。

これと比較するとquador中野ファンドは0.3ポイント低下したことになります。

おそらく今後もproperty+の通常募集のファンドは、3％台中盤が基本となりそうです。

運用期間は長期間

運用期間は14か月と目安の1年間を超えており、長期間運用のファンドに分類されます。

普通に考えて、期間が長ければ長いほど起こり得るリスクは多くなりますが、反面、安定したファンドであれば長期間において分配金が受け取れるというメリットも存在します。

今回は都内新築物件なので、この間に大幅な評価価値の下落は考えにくいです。

もちろん災害リスクはありますが、投資全般にあるリスクでこのファンドに限ったリスクではありません。

今回のファンドの劣後出資比率は4%程度となっています。
この割合が低いとことは注意が必要な点です。

不動産クラウドファンディング内での分散投資を考えた場合、長期間のファンドと短期や中期のファンドを組み合わせてポートフォリオを作ることは有効な投資手法だと思います。

その際、今回のような信頼できる事業者の長期間運用ファンドを選ぶことが重要です。

立地、物件内容も良好

東京都内の新築物件で立地も良く、都心へのアクセスも良好で特筆する問題事項は見当たりません。

quador中野は、ワンルームから1LDKの間取りで月額100,500円から168,000円の賃料で仲介サイトにて募集されています。

quador中野は、住宅戸数は全24戸で、1Kが17戸、1LDKが7戸です。
quador中野1では投資対象部屋は、1LDKが2戸でした。
2では1LDKが1戸、今回の3では、対象部屋は1R（22.76㎡～23.17㎡）4戸となっています。

今後も部屋を分割しquador中野ファンドが複数組成される可能性が高いでしょう。

建物も魅力的

quador とBranche シリーズはproperety+を運営する㈱リビングコーポレーションの投資用デザインマンションです。

今までBranche シリーズのみのファンド組成でしたが、今回新たにquadorシリーズのファンドが登場しました。

通常10mの高さの建物は３階建てとなるところ、独自の工法により４階建てを実現し、賃料収入のアップを実現したそうです。

従来の投資用マンションというと、コスト重視でデザイン性はほとんど期待できない印象でしたが、quador 、Branche シリーズはその両面を持ち、建物としても高い価値を持つ物件だと感じました。

Property+の公式SNSでもquador中野について、動画なども多く発信されており、運営会社であるリビングコーポレーションにとっても、自信のある建物だと思います。

このような素晴らしい物件に小額から投資できることは、投資家にとっては絶好の機会だと思います。