CREAL西荻窪のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「CREAL西荻窪」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.5％ 、 予定運用期間：18か月

調達実績

2022年10月31日に募集を開始した「CREAL西荻窪」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り4.5％はレジデンス案件では平均的、運用期間は長期間

今回の利回り4.5%はCREALのレジデンス案件としては平均的な利回りです。

運用期間は長期間に分類される18か月です。

一般的には運用期間が長くなると、不確実な事が起こる確率が上がり、リスクは高くなります。

最近CREALは大型案件が多いですが、今回も募集額は5億9100万円と大型案件です。

応募額が多いことは、投資家にとっては先着順でも投資しやすいメリットがあります。

インカムゲインとキャピタルゲインの複合型ファンド

CREAL西荻窪 プロジェクトはCREALでは多い、インカムゲインとキャピタルゲインを複合したファンドです。

想定利回りの4.5％の内訳は、インカムゲイン（家賃収入）相当が1.7％、キャピタルゲイン（売却による収益）相当が2.8％になっています。

キャピタルゲインの割合が多いことは、将来的な売却による不確実性の割合が多いとも言えます。

この点は注意が必要な点だと思います。

劣後出資もあるものの割合は5.1％と低め

劣後出資枠はあるものの、その割合は5.1％ほどと低くなっています。

運用による損失が発生した場合、5.1％までなら元本は守られますが、それ以上になると投資元本は棄損する可能性がありますので、注意が必要です。

元本償還には対象不動産の売却を行う必要があり、適切な価格および時期で売却ができることが重要となります。

万が一、売買が不成立となった場合は、新たな買主を見つける作業が必要で、不動産を売買するには手数料が3.3％ほどかかると思いますので、この手数料分で劣後のほとんどは無くなってしまうかもしれません。

杉並区の新築マンション、総戸数18戸

杉並区は生活利便性が高く、個人店が充実した商店街もあり、街全体に昭和レトロな雰囲気で情緒ある味わいのイメージで生活に根付いた街です。

全体で18戸、うち8戸は1DK、8戸は1LDK、2戸は2LDKで構成されており、単身者からDINKS、ファミリーまでの幅広い賃貸ニーズに応える物件です。

2022年11月中旬竣工予定のため10月28日時点での稼働率は0％ですが、安定的な配当を可能とするため、クリアルパートナーズ株式会社とマスターリース契約を結んでいます。