CREAL門前仲町Ⅱのファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「CREAL門前仲町Ⅱ」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：4.2％ 、 予定運用期間：18か月

調達実績

2023年2月17日に募集を開始した「CREAL門前仲町Ⅱ」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

CREALはSBIホールディングスとの資本業務提携を発表！

クリアル株式会社は、2023年1月31日付けでSBIホールディングスとの資本業務提携を発表しました。

SBIHDとの資本提携による調達資金の使途としてその約47%を、物件の案件供給を加速するための運転資金（案件への劣後出資）として充てると発表がありました。

クラウドファンディングプラットフォーム上での案件組成をより一層加速するための、運転資金への充当を予定しています。

（SBIホールディングス株式会社との資本業務提携についてより抜粋）

私は、この資本業務提携によリCREALの信頼性とファンドの安全性がより高まったと評価します。

想定利回り4.2％はレジデンス案件としては平均的、運用期間は長期間

想定利回り4.2%はCREALのレジデンス案件としては平均的な利回りです。

運用期間は長期間に分類される18か月です。

一般的には運用期間が長くなると、不確実な事が起こる確率が上がり、リスクは高くなります。

最近CREALは大型案件が多いですが、今回も募集額は6億2800万円と大型案件です。

応募額が多いことは投資家にとって、先着順でも投資がしやすいメリットがあります。

CREALの特徴でもあるインカムゲインとキャピタルゲインの複合型ファンド

CREAL渋谷本町プロジェクトはCREALでは多い、インカムゲインとキャピタルゲインを複合したファンドです。

想定利回りの4.2％の内訳は、インカムゲイン（家賃収入）相当が1.8％、キャピタルゲイン（売却による収益）相当が2.4％になっています。

キャピタルゲインの割合が高いことには注意が必要です。

キャピタル相当の部分は将来的な売却が想定通りいかなかった場合は受け取れない可能性があります。

劣後出資割合は約5％と低めも、Apaman Property株式会社とのマスターリース契約あり

CREALによる劣後出資枠はあるものの、劣後出資割合は約5.0％ほどと低くなっています。

運用による損失が発生した場合、5.0％までなら元本は守られますが、それ以上になると投資元本は棄損する可能性がありますので、注意が必要です。

元本償還には対象不動産の売却を行う必要があり、適切な価格および時期で売却ができることが重要となります。

今回のファンドは、東証スタンダード市場に上場するAPAMAN株式会社の100％出資の子会社であるApamanProperty株式会社との間でファンド運用期間中のマスターリース契約を行っています。

実際の入居状況については、ほぼ新築のため、2月15日時点での稼働率は0％ですが、エリアにはApamanProperty株式会社の加盟店「アパマンショップ」が2店舗あるほか、エリアの仲介会社との連携強化などにより、早期の満室達成を目指すとのこと。