アルファアセットファンド大阪天王寺　第3回のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「アルファアセットファンド大阪天王寺　第3回」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.6％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2022年5月16日に募集を開始した「アルファアセットファンド大阪天王寺　第3回」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

利回りは標準的、償還実績ありのファンド

Jointoαのレジデンスファンドは、年利3.2％～3.8％。
運用期間は6か月か12か月で固定化されています。

そのなかで今回の運用期間6か月、年利3.6％は平均的な利回りのファンドと言えます。

アルファアセットファンド大阪天王寺　第3回というファンド名で分かるように、第3回目の募集です。

リファイナンスではなく、過去2回の運用は無事償還されており、今回も問題なく償還される可能性が高いファンドと考えられます。

不動産価格の下落に強いインカムゲイン型ファンド

「シティータワー四天王寺夕陽ヶ丘」の4階部分の79.81㎡の部屋1室がファンドの対象物件になります。

賃料収入を分配金の原資にするインカムゲイン型のファンドで、売却を視野に入れていないため、不動産価格の下落に直接的な影響を受けにくい仕組みになっており、投資しやすいファンドだと思います。

劣後出資30％あり投資家のリスクを軽減

このファンドのJointoα劣後出資は30％あります。

最近は劣後出資割合を下げてくる事業者が多い中、Jointoαはずっと30％を維持しています。 6か月の短期間運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクはかなり限定的と言えます。

Jointoαは運用中の案件数が少なく、さらに募集金額自体が少ないため、30%を劣後出資しても事業者全体の劣後出資額が急増することはありません。

自社（穴吹興産）で所有するマンションを運用し、運用が終了すれば自社に戻すだけです。
この点からも事業者リスクは極めて低いと考えられます。

築古物件ながら家賃収入は大きな問題なし

ファンド対象物件は、築17年と外観や設備に若干の古さを感じさせる建物です。

分譲マンションなので、分譲賃貸という形式になります。
築古ではありますが、賃料収入は特に問題がないと思われます。

コロナの影響もあり、大阪日本橋の地価が20％以上下落したというニュースが話題になりましたが、シティータワー四天王寺夕陽ヶ丘の売買履歴を調べると、2018年と現在の平米単価を比較すると20％ほど上昇しており不動産価値の下落は見受けられません。