アルファアセットファンド福岡天神第3回のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「アルファアセットファンド福岡天神第3回」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.8％ 、 予定運用期間：6か月

調達実績

2022年10月18日に募集を開始した「アルファアセットファンド福岡天神第3回」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

利回りは標準的、短期間運用、償還実績ありのファンド

Jointoαのレジデンスファンドは、年利3.2％～3.8％。
運用期間は6か月か12か月で固定化されています。

今回の想定年利3.8％は平均的な利回りのファンドと言え、運用期間は短機会に分類される6か月間です。

アルファアセットファンド福岡天神 第3回というファンド名で分かるように、第3回目の募集です。

リファイナンス（資金の借り換え）ではなく、過去2回の運用は無事償還されており、今回も問題なく運用される可能性が高いと期待できるファンドと考えられます。

不動産価格の下落に影響を受けにくいインカムゲイン型ファンド

ファンドの対象物件は「ウェルリバービュー天神」の4階部分62.70㎡ ㎡となります。

今回のファンドは、賃料収入のみを分配金の原資にするインカムゲイン型のファンドで、将来的な売却を視野に入れていません。

インカム型ファンドは、もし不動産価格の下落が起こった場合も、直ちに直接的な影響を受けにくいと考えられるため、キャピタルゲイン型ファンドよりも安全性が高いと私は思います。

投資家にとって投資しやすい条件のファンドと言えます。

劣後出資30％あり投資家のリスクを軽減

このファンドのJointoαの劣後出資割合は30％あります。

最近は劣後出資割合を下げる事業者が多い中、Jointoαは30％を維持しています。 6か月の短期間運用と30％の劣後出資で、投資家のリスクを低減していると言えます。

Jointoαは運用中の案件数が少なく、さらに募集金額自体が少ないため、30%を劣後出資しても事業者全体の劣後出資額が急増することはありません。

自社（穴吹興産）で所有するマンションを運用し、運用が終了すれば自社に戻すだけです。
この点からも事業者リスクは低いと考えられます。

築古物件ながら家賃収入は大きな問題はなし

ファンド対象物件は、築16年と外観や設備に若干の古さを感じさせる建物です。

分譲マンションなので、分譲賃貸という形式になります。
築古ではありますが、賃料収入は特に問題がないと思われます。