エリア分散型アルファアセットファンド　第四弾のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「エリア分散型アルファアセットファンド　第四弾」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：2.0％ 、 予定運用期間：12か月

調達実績

2023年12月13日に募集を開始した「エリア分散型アルファアセットファンド　第四弾」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

好評のエリア分散型アルファアセットファンドの第四弾！

分散型アルファアセットファンドシリーズは、従来のJointαのファンドから大きくコンセプト変更した形ですが、今回は第四弾が募集されることになりました。

今までは、募集金額が3億円を超える大型案件でしたが、すぐに完売になり好評でした。

今回も3億1,620万円と募集金額は大きく、先着順ですが準備をしていれば投資しやすいファンドといえます。

先着方式は、投資申し込みが完了すれば抽選ではなく投資確定になるため、資金計画が立てやすいメリットがあります。

想定利回り2.0％はJointoαでは過去最低利回り

Jointoαの従来のレジデンスファンドは、年利3.0％～3.8％、運用期間は6か月か12か月のどちらかで固定化されていました。

今回は下限を下回り、想定利回り2.0％、運用期間は12か月となりました。

エリア分散型アルファアセットファンドシリーズは、投資対象が分散され安全性重視のファンドですが、 安全性と引き換えに利回りは大きく低下しました。

劣後割合15％、すべて自社物件、インカムゲイン型でリスクは限定的

劣後出資割合は15％ありますが、以前は20%でしたので、劣後出資割合は下がったことになります。

しかし、対象物件の19戸すべてが穴吹興産が所有する自社物件で、賃料収入を原資として投資家に分配する「インカムゲイン型」ファンドで安全性が高いと評価できます。

自社物件なので物件の細かい内容や管理状況が把握できており、何か問題が起こった際でも迅速に対応できる可能性が高いことも利点のひとつです。

投資対象は19物件の区分マンション、地域は首都圏、関西、中国、四国、九州に分散

今回の「エリア分散型アルファアセットファンド　第四弾」はその名の通り、ファンド内でエリア分散されており、対象物件は神奈川1戸、東京2戸、京都3戸、大阪1戸、兵庫1戸、高知1戸、広島1戸、福岡9戸、計19戸の区分所有マンションとなります。

これらの19物件の月額家賃は65,000円～350,000円となっています。

不動産クラウドファンディングのファンドは「複合ファンド」として、2～3物件を組み合わせて1つのファンドとするものはありましたが、今回のような19戸もの複合ファンドは今まで組成されておらず、新たな試みだと評価できます。

Jointαを運営する穴吹興産の、1964年創業、不動産事業の実績と十分なノウハウがあるからこそ組成できるファンドと言えます。