プレファン ファンド23号のファンド分析
プレファンで募集しているプレファン ファンド23号のファンド分析です。
総合評価は★★☆
(星2つ)
応募出資額は30万円、当選者は39名のみ、新規会員は抽選参加を検討したいファンド。
評価は個人的な主観によるものです。
不動産クラファンは元本割れのリスクがありますので、投資判断は自己責任にてお願い致します。
目次
プレファン ファンド23号のファンド概要
投資対象物件 | プレサンス大阪城公園パークプレイス |
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地域 | 大阪府 |
予定利回り | 4.5% |
予定運用期間 | 6か月 (短期間) |
募集額 | 1,170万円 |
運用期間 | 2023年4月19日~ 2023年10月18日 |
分配日 | 2023年12月1日 |
ファンドの申込期間と募集方式
申込期間 | 3月23日 00:00 ~3月29日 23:59 |
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募集方式 | 抽選方式 |
入金タイミング | 投資確定後 |
最低投資金額 | 300,000円 (10,000円 × 30口) |
分配金シミュレーター
投資額を入力すると、「プレファン ファンド23号」の分配金のシミュレーション結果を表示します。
予定利回り:4.5% 、 予定運用期間:6か月
投資額 | 円 |
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分配金(税引前) | 円 |
分配金(税引後) | 円 |
調達実績
2023年3月23日に募集を開始した「プレファン ファンド23号」のファンドの調達実績です。
調達金額 | 11,700,000円 |
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最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。
プレファン ファンド23号のファンド評価
利回り | ★★★ | 上場系事業者で想定利回り4.5%は魅力的 |
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運用期間 | ★★★ | 運用期間は6か月とあらかじめ決まっておりリスクは限定的 |
プロジェクト 内容 |
★★☆ | 劣後出資は4.88%と低いものの、インカムゲイン型ファンド |
物件立地 | ★★☆ | JR大阪環状線・OsakaMetro長堀鶴見緑地線/中央線「森ノ宮」駅 徒歩2分 |
物件内容 | ★☆☆ | 築13年、20.44㎡の1K、通常の投資対象としてはリスクあり |
総合評価 | ★★☆ | 応募出資額は30万円、当選者は39名のみ、新規会員は抽選参加を検討したいファンド |
新規会員限定、応募出資額30万円限定キャンペーンファンド
プレファンではおなじみの、新規会員限定ファンドです。
2023年3月9日からファンド23号応募終了日の2023年3月29日までに、新規会員登録完了した人だけが応募の権利があります。
当選した場合、出資額も30万円になります。
ということは、募集額1,170万円÷30万円=39名となり、このファンドの当選者は39名のみです。
狭き門ですが、新規会員の人は応募してみるのもひとつだと思います。
運用期間は6か月とあらかじめ決まっておりリスクは限定的
運用期間は6か月で、トチクモでは短期間運用に分類されます。
投資全般に言えることですが、運用期間が長くなればなるほど、不確実な事が起こる確率が上がり、リスクは高くなります。
株式やRIETは運用期間が決まっていないため、出口戦略が重要です。
一方、不動産クラウドファンディングはあらかじめ運用期間が決まっているため、自身のリスク許容度や資金状況によって、最適な運用期間のファンドを選ぶことができる点は大きなメリットです。
特に現在のような金利上昇懸念がある場合、短期運用のファンドを選ぶことでリスクを限定できる効果があると思います。
また運用期間が決まっていることで、資金計画も容易に立てられることも利点です。
劣後出資は4.88%と低いものの、インカムゲイン型ファンド
プレファンファンド23号は、事業者による劣後出資はあるもののその割合は4.88%と低くなっています。
「優先劣後出資」とは?
不動産クラウドファンディングのファンドにおいて、運用益や売却益が想定よりも低くなり損失が出た場合、事業者が一定割合の損失を負担する仕組みのこと。
投資家のリスク軽減につながる仕組みのひとつです。
しかし今回は、将来の売却を想定しておらず、賃料収入のみを投資家への分配原資とする「インカム型ファンド」であるため、それほどリスクが高いわけではありません。
将来的に不動産価格の下落懸念がある場合には、売却益を分配原資とするキャピタルゲイン型ではなく、インカムゲイン型のファンドに投資することはリスク低減につながると思います。
対象物件内容には多少リスクあり、賃貸需要は高そう
投資対象物件の「プレサンス大阪城公園パークプレイス」は、築14年、鉄筋コンクリート造10階建て、総戸数は126戸です。
対象部屋は1K 20.44㎡と若干狭い部屋で、通常の現物不動産投資だと注意が必要な物件にはなります。
大阪都心部へのアクセスに優れ、近くには大きなショッピングモールや大阪城公園があり、賃貸需要は高そうです。
賃貸仲介サイトなどで該当物件を調べ、月額平均賃料を算出しました。
- プレサンス大阪城公園パークプレイスの月額平均賃料は6万500円ほど
- 過去の売買取引の平均価格は、1、387万円ほど
- 売買価格は前年に比べ上昇傾向にあります
プレファンのグループ会社であるプレサンスコーポレーションが建て、自社で保有する物件のため、管理状況も把握でき、運用に問題が起こればすぐに対処できる物件だと思います。
投資家とプレファン間だけの契約で、投資した資金の流れも単純で分かりやすく透明性があります。
不動産クラファンのファンドは東京の物件が多いため、東京以外への地域の物件への投資は、不動産クラファンの中での分散投資になります。
ただし地方物件は、不動産価値の上下が激しい地域もあるので注意は必要です。
東京都内、特に山手線の内側に位置する物件は特別な価値を持っていると考えます。
プレファン ファンド23号の総合評価 ★★☆
「トチクモ」の運営会社は、2023年3月14日付で株式会社イード(東証グロース市場(証券コード:6038)上場)に変更になりました。
運営者に変更はありません。
今後も不動産クラウドファンディングの魅力と、堅実な資産運用を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
今回は新規会員限定ファンドということで、新規に不動産クラウドファンディングを始める方には最適なファンドだと評価します。
上場系事業者であるプレファンが、新規の投資家向けに運用に懸念があるファンドを募集する理由は何一つありません。
このファンドの対象物件は、過去に償還実績もあり、今回も問題なく運用できる可能性は高いと思います。
最近の市況は、株式や為替が不安定で価格変動率(ボラティリティ)が高くなってきています。
不動産クラウドファンディングは、日々の価格変動リスクがないことが大きな特徴で、投資後の特別な管理も必要ありません。
今まで不動産クラファンのファンドで、デフォルト(破綻)や分配が停止した案件は例がありません。
しかしリスクがないわけではありませんので、想定年利だけを見るのではなく、事業者やファンドの選別が大切です。
また不動産クラウドファンディングは、余剰資金の一時投資先や、株式や債券投資などの分散投資先にもなり得ます。
小額から投資でき、ネットで手軽に不動産投資ができますので、この機会に下のリンクから投資家登録を検討してみてはいかがでしょう?
私は参加権がありませんので、次のチャンスを待ちます。
みんなの評価とコメント
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直近の募集ファンド
プレファンの投資実績
トチクモ運営者2名+1名の、プレファンでの投資実績です。 (償還実績はこちら)
ファンド名 | 予定 運用期間 |
ファンド 利回り |
投資額 | 投資家 |
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プレファン ファンド19号【償還】 | 6ヶ月 | 5.0% | 50万円 | |
プレファン ファンド22号【償還】 | 6ヶ月 | 4.62% | 30万円 | |
プレファン29号ファンド【償還】 | 6ヶ月 | 4.75% | 40万円 | |
ファンド32号【償還】 | 6ヶ月 | 4.72% | 80万円 | |
ファンド33号【償還】 | 6ヶ月 | 4.54% | 20万円 | |
ファンド37号 | 6ヶ月 | 3.47% | 10万円 |
ちなみに、ゆうちょ銀行の預金金利は0.001%。10万円を一年間 預けた場合の利息は1円。
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