Branche桜山Ⅲファンド9のファンド分析

ファンドの申込期間と募集方式

分配金シミュレーター

投資額を入力すると、「Branche桜山Ⅲファンド9」の分配金のシミュレーション結果を表示します。

予定利回り：3.4％ 、 予定運用期間：14か月

調達実績

2022年7月27日に募集を開始した「Branche桜山Ⅲファンド9」のファンドの調達実績です。

最低募集金額を上回る募集があり、ファンドは成立しました。

想定利回り3.4％は平均的な利回り

property+の過去のシリーズのファンド（オープニングボーナスと言える利回り10%ファンドは除外）の利回りは3.5％でした。

Branche桜山Ⅲファンド9は、過去の同シリーズと比べると、0.1ポイント低下したことになります。

おそらく今後もproperty+の通常募集のファンドは、3％台中盤が基本となりそうです。

運用期間は14か月の長期間だがインカム型ファンドでリスクは低い

運用期間は14か月と目安の12か月を超えており、トチクモでは長期間運用のファンドに分類されます。

今までのBranche桜山Ⅲファンドでは運用期間は12か月でしたが、今回は前回同様14か月と2か月間運用期間が伸びました。

一般的には期間が長ければ長いほど、起こり得るリスクは多くなります。
反面、優良なファンドであれば長期間において分配金が安定的に受け取れるメリットも存在します。

劣後出資割合は低いが、リスクは限定的

今回のファンドの劣後出資比率は4.1%程度となっています。

劣後出資割合は低いですが、賃料収入を分配原資としたファンドであり、マスターリース契約もあるため、リスクは限定的だと考えます。

名古屋市内の物件で地域の分散に

名古屋市内の築3年の物件で、閑静な住宅街に位置しており、都心へのアクセスも良好で、名古屋市内でも住みたい街ランキング上位の地域となります。

私はBranche シリーズを実際に現地見学しましたが、価値のある立地で、さらに質感やデザイン性も高く、住んでみたいと思うほど良い印象を持ちました。

プロパティプラス「Branche（ブランシェ）桜山Ⅲ」の現地物件レポート

Branche桜山Ⅲは、1Kから1LDKの間取りで月額56000円から67000円の賃料で仲介サイトにて募集されています。

住宅戸数は全34戸、内訳は1K 29戸、1LDK 5戸です。

今回のBranche桜山Ⅲファンド9は、1R 12戸、1LDK 2戸が対象となります。

今回は対象部屋が従来に比べ多くなっています。

今後も対象部屋数を分割しファンドが組成される可能性があります。

不動産クラウドファンディングのレジデンス案件は、東京都内やその周辺物件が多く、万が一の災害リスクを考えた時、
地域の分散も必要だと考えます。